第五回 「天祭一〇八」 現代ものづくり縁起 in 増上寺

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会 期
20151010日 -  20151012
開催時間
11時00分 - 19時00分
最終日18時00分
クリエイター在廊
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
有限会社ニュートロン「白白庵」内・「天祭一〇八」実行委員会
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
浄土宗大本山 増上寺
住所
〒105-0011 東京都
港区芝公園4-7-35
最寄り駅
御成門
電話番号
03-3432-1431

詳細

展覧会内容

会期 2015年10月10日(土) - 10月12日(月・祝)   

【 天祭 一〇八 発足趣意】
 「日本」の美術工芸及びものづくり文化は、列島津々浦々の土着信仰や習俗に由来し、古きものを伝承するとともに、一方では海を越えて伝わる新しいものを取り入れ「ハイブリッド・カルチャー」として唯一無二の進化を遂げてきた。その独自の文化形成の過程において、ものづくりや表現の守護者として多大な存在意義を発揮してきたのが寺社仏閣である。
 二十一世紀の日本において、宗教と美術工芸・芸能文化は切り離され、それぞれに自立すべきものと考えられているが、私達の欲する真に「豊か」な生活とは、はたして欧米的な効率・機能重視の発想やシステムで割り切れるのだろうか。「日本文化」への再評価と世界に向けての力強いアピールが叫ばれる中、自国の本当の文化と歴史に今一度目を向け、未来永劫に「日本」の美術工芸・芸能文化を発展させんがため、「然るべき場所」へと集うよう呼びかけたい。

「天祭 一〇八」は、広く一般に開かれた「ものづくりの市」であると同時に、私達の生きる現代を象徴する作品を「増上寺現代コレクション」として選ぶための審査の場でもあります。

【大広間しつらえ】
 大福 志織 DAIFUKU Shiori(第四回「増上寺現代コレクション」グランプリ)

【大広間 一次審査通過出展作家】
 穴澤 和紗、伊藤 千穂、大橋 哲哉、門永 哲郎、櫻庭 裕子、鈴木 義宣、関 昌邦、タケベ ユウ、戸田 晶子、西 隆行、
 星川 あすか、MIKA TAMORI、柳下 恵、吉田 延泰、ヨシノ ヒトシ、阿部 未来、岩下 宗晶、加藤 渉、北島 拓弥、
 Juri Shoji、諏訪 裕美、竹下 努、月星 開理、内藤 麻美子、針生 卓治、Mijas(小園さやか)、村上 耕太、山下 純一郎、
 吉田 祐介、劉 長煒
 [廊下で屋台] 伊豆野 一政

【中広間 『へうげもの』* 協力出展「 激陶者集団へうげ十作」】
 焼き物& 茶の湯大河漫画から飛び出す「現代の織部」ども!
 「ものづくり」のミキサー役として、毎度「天祭」を盛り上げる山田芳裕『へうげもの』とスピンオフ企画「激陶者集団へうげ十作」。 今回も主力作家たちが勇躍参戦。「 軽音楽部」によるライヴも敢行予定。 祭りに欠かせぬ「剽軽者」たちの暴走にご期待下され!

 安洞 雅彦(g)、井上 雅博、小幡 知弘、かのうたかお、栢野 紀文、北井 真衣、金 理有、小孫 哲太郎、田村 一、苫米地 正樹
 富田 啓之、フクモ陶器、穂高 隆児、松本 治幸、
 *週刊モーニング(講談社)連載中 山田 芳裕・作

【楓の間】 酒器道楽 feat. 陶芸家・津田友子 with へうげ十作・名手宏之・加藤ひろえ
 日本酒と作家の器の魅力を各地で伝える酒数寄者・佐々木達郎による、三日間限定の「酒器道楽」特別室。
 酒器とおもてなしは天祭でもすっかりお馴染みの陶芸家・津田友子。 激陶者集団「へうげ十作」の器が脇を支え、紙工芸作家・名手宏之による作品のしつらえ、フラワーアーティスト・加藤ひろえによる花生けも会場を華やかに彩る。 漫画『へうげもの』とコラボレートして話題の清酒「虎穴」(冨士酒造)を交えた豪華かつ個性的な日本酒ラインナップをご堪能下さい!
 [日本酒有料試飲 / 作家の酒器の展示販売]
 【協力】 冨士酒造株式会社(栄光冨士)

【柏の間】 「甲賀衆 わんげる一派」 from 激陶者集団 へうげ十作
 滋賀県の山奥、甲賀の郷に集まるユニークなクリエイター達。中でも陶芸家・山田浩之とその妻でバッグ作家・やまだあやこ夫妻は、それぞれの旺盛な制作発表の他に「わんげる」と称した「マイカップとそれを入れる袋を持ち運び、至る所で使おう!」運動は注目を集めている。さらには、謎の「くの一」ならぬ布ものアーティスト・小山忍が緊縛とファイバーワークを駆使して様々な忍術展開。 器に大根、バッグ、着ぐるみ、人形など何が飛び出すか分からないワンダーランドに! 友情出演として、激陶者集団「へうげ十作」による作品も飛び入り参加予定。 [作品展示・販売]

【菊の間】 「煎 茶 献 上」 feat. 新見麻紗子 powered by TEA SONGS
 「煎茶」の歴史は意外と浅く、日本の食文化に根付いたのは近代以降のこと。その奥行きと広がりは中国茶にも劣らず、昨今の煎茶ブームも見逃せない。 この度の天祭では、皇室への献上茶も手がける静岡県の生産農家集団「TEA SONGS」の協力を得て、知っているようで知らない煎茶の魅力を紹介する。 会場内では静岡県に分布する各産地の農家から取り寄せた茶葉を、陶芸作家・新見麻紗子の器を用いて試飲・販売。 一杯・二杯と飲むにつれて風味や口当たりの変化も楽しむ事ができる。 これからの煎茶の広がりとともに、日本の美術工芸・ものづくりにも新たな影響を与える事を期待してやまない。 [茶葉試飲販売 / 作家の茶器の展示販売]

【桐の間】 「増上寺現代コレクション展示室」 feat. 神戸博喜
 五回目を迎えた天祭では、歴代の「増上寺現代コレクション」入選・所蔵作家のうち第三回・第四回において連続グランプリに輝いた神戸博喜にスポットを当て、その世界観を存分に体感できるインスタレーション空間を実現。 神戸の新作はもちろん、前回展示作品、過去所蔵作品も合わせて展示する。 さらには、歴代の入選・所蔵作品の中からもピックアップし、神戸の作品と共鳴させるように「しつらえ」を行なう。
 [所蔵作品展示及び新作展示販売(一部)]
 【他の出展予定作家】 かのうたかお / 北井真衣 / 金理有 / フクモ陶器 / 栢野紀文 / 津田友子 / 小幡知弘

【柳の間】 癒し茶会「座忘」powered by 茶通
 中国・台湾茶、薬膳茶専門店「茶通」のタジーが、激陶者集団「へうげ十作」の茶器を擁し、身も心もへうげまくる癒しの茶会をお届けする。
 季節の薬膳茶&こだわりの中国茶とお茶請けとのペアリング、そしてマッサージによる揉みほぐし、さらにフレグランスとの濃密なアロマペアリングによって、頭の頂から爪の先まで「元氣」が巡る癒し茶会。 協力:「紫をん」坂本紫穂(和菓子)、佐原朋実(マッサージ)
 【10(土)・11(日)は5回、12(月)は4 回開催】 
  ①11:00 ~ 12:00 ②13:00 ~ 14:00 ③14:30 ~ 15:30 ④16:30 ~ 17:30 ⑤1 8:00 ~ 19:00
 薬膳茶と中国茶 2 種、お茶請け 2 種、フレグランス、マッサージ付 所要時間:1 時間 料金2,500 円(税込) 各回5名(予約制)

【貞恭庵】 勝手に古田織部没後四百年シリーズ 茶会「柳生死すべし」produced by SHUHALLY
 商人であった千利休も甲冑をまとい、常在戦場の世を生きた。 古田織部ら武将茶人が今日の「茶道」のルーツを創った。人を殺さねば生きられなかった益荒男たちこそ「茶人」であった。『 へうげもの』の時代に改めて想いを馳せ、松村宗亮が茶の湯のフィジカル、身体性に迫る。 武か数奇か、それが問題にて宗亮(候)。 茶の湯は剣よりも強し! マッチョな抹茶でどうぞご一服!
10日(土)・11日(日) 14時/15時/16時 12日(月祝)14時/15時 一回定員8名 料金1,500 円(和菓子・抹茶一服込)
お申し込みは http://www.shuhally.jp/

【桜の間】 「増上寺現代コレクション」 審査室
 全出展作家を対象に「増上寺現代コレクション」最終審査用の作品を展示し、厳正なる審査を行なった上で、同コレクションへの推挙作品、作家を選出致します。 今回から一般来場者にも投票をして頂けるようになります。 第五回のグランプリに輝くのは、果たしてどの作品??

 [増上寺現代コレクション審査員]
 ・山本冬彦(アートソムリエ )・ 橋爪淑子(株式会社三越伊勢丹 /バイヤー) ・藤沢学(講談社・週刊モーニング編集部)
 ・吉田龍雄(大本山増上寺 録事) ・小泉亜里(IFA 英国国際アロマセラピスト)
 ・石橋圭吾(白白庵|有限会社ニュートロン 代表 /「 天祭 一〇八」主宰) 他

主催・協賛・後援

主催:有限会社ニュートロン「白白庵」(代表・石橋 圭吾)
協力:浄土宗大本山 増上寺、週刊モーニング(講談社)
アロマ協力:IFA 英国国際アロマセラピスト・小泉 亜里

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