大矢 雅章 「 View-Life force 」

“ The Days - Continue ” etching 320×220mm 2019

“ The Days - Continue ” etching 320×220mm 2019

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会 期
20191115日 -  20191124
開催時間
12時00分 - 19時00分
最終日17時00分まで
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
s+arts
情報提供者/投稿者
開催場所
s+arts
住所
〒106-0032 東京都
港区六本木7-6-5 六本木栄ビル3F
最寄り駅
六本木
電話番号
03-3403-0103

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

s+arts(スプラスアーツ)より、大矢雅章 個展「View-Life force」の開催をお知らせいたします。

酸により銅を変化させて作り出す腐蝕銅版画(エッチング)を主に、身近に起こる現象の中に見える「生々流転」を表現している大矢雅章。現在は、多摩美術大学絵画学科版画専攻准教授として教佃を執りながら、アジア、ヨーロッパをはじめ世界各国の展覧会に参加し、精力的に制作を続けている作家です。

腐蝕銅版画は、ニスを引いた銅に描画し、何時間も酸の中で腐蝕させた版を刷り取ることで、物質感を持った表現として紙の上に印刷されます。その時の気温により腐蝕の進み具合は変化し、長年版画と向き合い磨き抜かれた作家の技術を以ってしても、完全にコントロールすることは出来ません。「腐蝕液の中で起こる銅版の変化は、いつも不確定で自然現象に似ています。
そのような表現方法は、人知の及ばない自然現象を表現することに適しているように感じています。」と語る大矢の作品からは、種や森などのスケールを問わず、自然が発する有機的なエネルギーを可視化しているような、顕微鏡等を覗く時に感じる、普段見えないものが見えた時の驚きのような感覚を覚えることが多くあります。

近年では、いつも慣れ親しんでいる庭に咲く多種多様な草花をモチーフの根源として、自身のテーマである生命の生々流転を探求しています。小さな庭に、競うように咲いては散る沢山の草花が作り出す景色は決して留まることがなく、常に変化しています。大矢にとって、それぞれの植物の持つ形や生の力の息吹、その全ては、魅力的であり、その先にある生命の神秘を考える糸口になっているのです。

本展では、エッチングによる約20点の作品により、自らの自然への眼差しの中に見つけた生命の力を表現した作品群を発表いたします。これまでとは異なる作品の見せ方にも挑戦し、大矢雅章の拘りの詰まった本新作展を、是非ご高覧下さいますようお願い申し上げます。

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