開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
日曜日,月曜日
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
info@zen-foto.jp
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒106-0032 東京都
港区六本木6-6-9 ピラミデビル208 |
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最寄り駅 | 六本木 |
電話番号 | 03-6804-1708 |
禅フォトギャラリーは、4月26日から5月18日まで渡辺眸写真展「LOTUS」を開催中です。前回の「天竺—Colour—」(2022)に続き、禅フォトギャラリーでは4回目となる今回の渡辺眸の個展は、写真集『LOTUS』(野草社、4月8日刊)の出版を記念した展覧会となります。渡辺の代表作で5月12日まで埼玉県立近代美術館にて開催されている「アブソリュート・チェアーズ」展にも出品中の「東大全共闘」を記録した当時、学生運動が終焉を迎えた70年代初頭からアジアを旅した渡辺は、帰国後、彼の地における魂の原郷との出会いを象徴する蓮花のシリーズの撮影に長い年月をかけて取り組みました。今回はシリーズ集大成となる写真集から選りすぐりの作品を展示しております。
いまは昔、インド、ブッダガヤ。
日中は50度にもなる、暑い季節、暑い場所ー
5月のある早朝、
寺院の境内にある蓮池にむかって坐っていた。
かすかに、ポッ、ポッと花弁がひらく音が聞こえる。
あたりにはやさしい香気もただよっている。
ほのかな香りにつつまれていると、
目の前の蓮の林が大きくゆれ、
細長いカヌーを漕ぎながら、村娘があらわれた。
献花のためなのだろうか、
蓮の合間を縫うように、まだつぼみの花を摘んでいく‥‥。
あれから年月を経て
宇佐神宮の「原始ハス」に出会ったとき、
水底に沈んでいた記憶があふれだし、はじまりの合図をきいたのです。
—渡辺眸