開催時間 |
12時00分 - 19時00分
土日、及び3/20(祝):11時00分 - 17時00分 |
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休み |
月曜日,火曜日
ゴールデンウイーク休み(5 月3 ⽇~7 ⽇) |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
アートフロントギャラリー
03-3476-4869 |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-0033 東京都
渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラス A 棟 |
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最寄り駅 | 代官山 |
電話番号 | 03-3476-4869 |
この度、アートフロントギャラリーでは、⻘⼭夢の初個展を開催します。
これまで、⼭形県村⼭地方の供養習俗であるムカサリ絵馬の取材を通し、人々が暮らす環境の中で、人の死を思う人間の普遍的な形式をモチーフにして作品をつくってきた⻘⼭夢は、人知を超える⼤きな災いが起きても、境界なく入り混じりつながる獣に興味を持ち、様々な獣の皮膚や毛を土台に制作。治癒と破壊を繰り返す、人間と自然の共生を神話学的思考で捉え描いてきた。太古の昔から神話は、その土地で起こった出来事を元に物語られる。
今回の展覧会で⻘⼭夢が注目したのはウルトラ怪獣についてである。⽇本の特撮シリーズの元祖であるウルトラシリーズには当初から軍拡競争やベトナム戦争、差別などの時事を反映した作品が多い。当時の⽇本では世界で起きている社会問題を、ウルトラ怪獣という形で、当時の⼤人が戦争の反省から番組をみる未来ある子供たちに伝えていたように思える。作家は「神話とウルトラ怪獣のつくりは、非常に似ている」と話す。どちらも時代を超えて人間の営みの中で起きた問題を象徴化し、目に見える形にして、人々に伝えている部分だという。彼女はこの形式をモチーフに、現代にはどんな怪獣がいるのだろうと考えた。最近の脅威としては、ウイルスや環境破壊から生じる自然災害があげられるが、一方では音速で飛ぶ武器やAI、SNS での情報の氾濫など人為的な社会環境の変化も脅威として現れている。これらのような目にはとらえることが難しい災いが増えてきたように感じる。今回作家は、その見えづらい問題をモチーフに現代の怪獣を制作し、新たな物語を生み出していく。
■クロストーク
日程:4月13日(土)14:00-
登壇者:石倉敏明(人類学者・神話学者)x 青山夢
会場:アートフロントギャラリー
料金:無料(事前予約制 https://forms.gle/g16WtWmdKgdapngc7)