開催時間 |
13時00分 - 18時00分
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休み |
日曜日,月曜日,火曜日
※水・木 アポイントメント制 予約はインスタグラム DM or Eメールより |
入場料 |
無料 |
この情報のお問合せ |
Syndicate
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒760-0047 香川県
高松市塩屋町9−9 渡辺ビル 2F西 |
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最寄り駅 | 瓦町 |
電話番号 | - |
現代社会は近年テクノロジーを母体にアップデートを繰り返して来た。しかし、そこから産み出されたのは、恩恵よりもむしろ矛盾を孕んだ現実である。
万物の商品化とその大量生産によるモノ、コト、イメージの氾濫と増殖。曖昧さを許さない人間のカテゴライズ化。私達の身体と自我は生活の中で静かに空白化しつつある。
本展示では、この様な社会の状況下で意識的に制作をする現代美術家3人による展示を行う。
捨てられた印刷物や都市やオンラインの広告など、社会に漂流する記号的イメージを漂白し消去し、個とメディアの関係性を問う島内秀幸、「崩壊と複製」をキーワードに、制御できない出来事によって物質が変化していく様子や瞬間を、映像や立体で表現する諫山元貴、写真を撮影するという日常的な行為を世界の触診となぞらえ、身体性が曖昧なものになっている情報の海のなかで、人間という生命体がサバイブするための呼吸法を模索する中川桃子。
この3人による空白化に対する視座は、自らが固有の存在である事を再認識させると共に、加速と分断を続ける世界の中での結節点となる。
OPENING RECEPTION:1月26日(金)17:00 ‒ 20:00
アーティストトーク開催 18:30より1時間程度(オンライン配信予定)
島内秀幸 × 諫山元貴 × 中川桃子
髙見 翔子(モデレーター・高松市美術館学芸員)