開館20周年記念 山梨放送開局70周年「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」

《熱砂塵黒》 1976年 平山郁夫シルクロード美術館

《熱砂塵黒》 1976年 平山郁夫シルクロード美術館

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    会 期
    20240323日 -  20240909
    開催時間
    10時00分 - 17時00分
    入館は閉館の30分前まで
    入場料
    有料
    一般1,200 円 高大生800 円 小中学生無料
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    平山郁夫シルクロード美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    平山郁夫シルクロード美術館
    住所
    〒408-0031 山梨県
    北杜市長坂町小荒間2000-6
    最寄り駅
    甲斐小泉
    電話番号
    0551-32-0225

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    平山郁夫シルクロード美術館は、今年開館20周年を迎えます。当館ではこれを記念して「平山郁夫 ―仏教伝来と旅の軌跡」と題し、平山郁夫の画業の起点となった《仏教伝来》(1959年)やその翌年に発表した《天山南路 夜》(1960年いずれも佐久市立近代美術館所蔵、《天山南路 夜》は5月9日より展示予定)などの初期作、釈迦の生涯を描いた「仏伝シリーズ」や、日本文化の源流を求めて旅したシルクロード各地を題材とした作品や制作に関連する資料を展示します。佐久市立近代美術館、平山郁夫美術館の特別協力のもと、若き日の平山郁夫の創作を振り返りながら、多彩な平山郁夫の絵画世界を4つの章に筋立てご紹介いたします。

    見どころ
    1)平山郁夫が画壇デビューを飾った《仏教伝来》と20代終わりから30代にかけての画家の苦悩や、創作への情熱が刻まれた習作や未公開のスケッチを紹介します。

    2)5月9日から展示替えを行い、《仏教伝来》(1959年)発表の翌年に院展へ出品した《天山南路 夜》(1960年)を共に展示します。2階の大展示室は平山郁夫の終生のテーマとなる玄奘三蔵の旅路を描いた最初期の大作を並べて見ていただくことのできる貴重な場となります。また1階に展示する《求法高僧東帰図》も《仏教伝来》の発表から5年を経て、同じ題材を取り上げた作品ですが、その表現は全く異なり、背景は鬱蒼とした深い森から、金色の空間へと変貌を遂げています。

    3)本展は、平山郁夫の生涯とその足跡を、大作のほか下図や習作、そしてスケッチブックや自宅に残された豊富な資料でたどる複層的な展示となっています。展示の後半では、平山が描いた日本の風景や花鳥などの連作や大作も紹介します。シルクロードを旅し、文化財保護活動に従事してきた画家として知られる平山が、時折描く日本の山河や生き物は、清冽なみずみずしさにあふれ、砂漠や遺跡を描きつづけた画家のもう一つの顔を見るような新鮮さがあります。

    ※5月9日から一部展示替え

    関連イベント

    ■開館20 周年式典
    日時:3月23日(土)13:30~

    ■北杜高校ギター部 ギャラリーコンサート
    日時:3月24日(日) 開演 ①11:00 ② 13:30
    入場料:無料 全席自由、開演の30 分前に開場します
    ※受付にてコンサート参加の旨お伝えください。10 時~14 時半まで無料で入館できます。
    ※能登半島地震チャリティー企画、会場にて義援金募金を行います

    ■開館20 周年 記念イベント トーク&ミニコンサート
    日時:6月15日(土)
    1.13:30~15:00 「平山郁夫を語る」
    井上隆史氏(NHK 「新シルクロード」統括プロデューサー)と当館理事長・平山廉(平山郁夫長男、古生物学者、早稲田大学教授)が在りし日の平山郁夫について語ります。

    2.15:30~16:30 「劉薇(リュウ ウェイ)ヴァイオリン コンサート」
    中国甘粛省(蘭州)出身、北杜市在住のヴァイオリニスト劉薇さんが、シルクロードへの想いを奏でます。
    ※会場はいずれも2階、展示室6、入場料無料 ただし、入館券が必要です)
    ※全席自由(先着100 名)

    ■学芸員によるみどころ解説
    日時:4月20日(土)、5月18日(土)、いずれも14:00 ~

    主催・協賛・後援

    主催:公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館、山梨日日新聞社・山梨放送
    特別協力:佐久市立近代美術館、平山郁夫美術館、株式会社早野組
    後援:山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、朝日新聞甲府総局、読売新聞甲府総局、信濃毎日新聞社、八ヶ岳ジャーナル、テレビ山梨、エフエム富士、エフエム八ヶ岳

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