開催時間 |
10時00分 - 18時00分
入館は17時30分まで |
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休み |
月曜日
(ただし4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火) |
入場料 |
有料 一般:950円(760円)、大学生:650円(520円)、高校生以下または18 歳未満・丸亀市在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方と、その介護者1 名は無料 ※同時開催常設展「猪熊弦一郎展(仮称)」観覧料を含む ※( )内は前売り及び20名以上の団体料金 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒763-0022 香川県
丸亀市浜町80-1 |
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最寄り駅 | JR丸亀 |
電話番号 | 0877-24-7755 |
“別天地ハワイには其日朝当着 うその如く青空 まつたく別の天地である” *
1973年に患った脳血栓をきっかけに、20年に及ぶニューヨークでの活動に区切りをつけることとなった猪熊弦一郎(1902-1993)。翌年、降り立ったハワイの青空に勇気づけられ、「アメリカに又第一歩始まる。」*と再出発を決意します。
その後ホノルルにアトリエを構えると、1976年には現地で見た虹にインスピレーションを得た絵画を完成させます。以降、ハワイの自然からの影響や宇宙への関心がうかがえる鮮やかな絵画の数々を生み出しました。
高層ビルが並ぶニューヨークから自然豊かなハワイへ。新たな環境に支えられながら、より自由に、自ら描くべきものを追求した猪熊のハワイ時代の表現をご紹介いたします。
“Rainbow State”で生まれた表現
ハワイは別名“Rainbow State” とも呼ばれるほど、虹が多く現れることで知られています。猪熊もまたハワイに拠点を移した後、現地で見た虹にインスピレーションを得た絵画を1976年に完成させました。それらはニューヨーク時代の幾何学的な画面構成を引き継ぎつつ、その後の展開を予期させる表現にもなっています。本展では、新たな環境がもたらした変化を起点に、猪熊のハワイ時代の表現を展覧します。
ポストコロナを勇気づける絵画
突然の病によりニューヨークでの生活に区切りをつけることとなった猪熊が、現地のアトリエを片づけるために飛行機でニューヨークに向かう途中、ハワイに降り立ち「アメリカに又第一歩」と誓ったのは、今からちょうど半世紀前の1974年でした。当時70歳を過ぎていた猪熊が、大きな病を乗り越え、再出発する中で生み出した鮮やかでエネルギーに満ちた絵画の数々は、ポストコロナに生きる私たちを勇気づけてくれるでしょう。
アトリエの写真なども紹介
猪熊が制作活動の拠点としたハワイのアトリエでは、ホノルルの街並みや広場に生い茂るヤシの木、山などの風景を窓から眺めることができました。本展では、猪熊の制作活動を知る手がかりとして、現地で見た虹や生命力に溢れる植物などを捉えた写真資料もご紹介します。
*猪熊弦一郎の日記より(1974年7月20日)
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
同時開催
常設展「猪熊弦一郎展(仮称)」
【観覧料】 一般:300円(240円)、大学生:200円(160円)
※企画展の観覧料は別途