開催時間 |
11時00分 - 19時00分
最終日18:00まで |
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休み |
木曜休廊
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クリエイター在廊 |
有
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
GALLERY SPEAK FOR 03-5459-6385
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒153-0033 東京都
渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FORビルB2F |
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最寄り駅 | 代官山 |
電話番号 | 050-3555-6703 |
器や盆栽などの静物をモチーフにして、細やかな味わいの版画作品を制作し続けているのが神崎智子氏です。彼女の絵はほぼ全てが「謄写版」を使った版画。ろう引きの原紙に鉄筆で文字や簡単な線画を印し、インキを滲ませて紙に刷る、いわゆるガリ版を用いた印刷技法は、現在ではほとんど使われなくなった遺産的技術ですが、神崎氏はその特性に美術の領域から着目して駆使し、複雑な表現の可能性を示し続けている稀少なアーティストとして知られています。
食器やハサミなど身近な事物に向けられる醒めた視線と、謄写版というローテクによって淡い残像を得る表現は、アクリル画やCGなどとは比べようもなく素朴です。しかしそのことによって、写生的に題材と対峙する短詩文学に近い美意識が醸し出されています。さらに、盆栽や庭園など和の美、人工的自然の宇宙を感じさせるモチーフと、日本で確立され特に広く普及した歴史を持つ謄写版技法との融合は、新型の和様絵画として捉えることもできるでしょう。
本展は、彼女が作家活動を始めて10年目となる今年、これまでのアーカイブをほぼ全て一望できるよう企画されたものです。「謄写版(Mimeograph)で絵を作る者」をイメージした造語がタイトルに。学生時代のポリマー版画作品から、謄写版に移っての多様な作品まで、神崎氏の創作の深化と変遷を辿れる興味深い内容となります。30号程度の大作やポストカードサイズの小品など、約50点を展示・販売いたします。また、オリジナルトートバッグやエプロン、スケジュール帳などの雑貨類も紹介・販売いたします。
ギャラリートーク開催
2015年10月16日(金)18:30~19:00 入場無料
作品解説=神崎智子 聞き手=伊藤ナツキ(イラストレーター)