開催時間 |
10時00分 - 17時00分
最終入館16時30分まで |
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入場料 |
有料 入館券(京菓子と抹茶付き) 大人2,500円、学生2,000円(要予約) 入館のみ 大人1,000円、学生500円 本会場限定セット*1 3,500円(要予約) 寄付セット*2 10,000円(要予約) *1 入館券(京菓子と抹茶付き)と特別限定菓子のセット *2 本会場限定セットに懐紙、有斐斎弘道館への寄付を加えたセット |
この情報のお問合せ |
075-441-6662(公益財団法人有斐斎弘道館)
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒602-8006 京都府
京都市上京区元土御門町 524-1 |
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最寄り駅 | 今出川 |
電話番号 | 075-441-6662 |
有斐斎弘道館では、2013年から公募展として開催してまいりました「京菓子展」の10周年を記念し、特別展を開催いたします。
本展では、さまざまな分野で活躍する9名が、茶席における「亭主」となり、職人と対話しながら、大切なお客さまを迎えるためにあつらえた菓子を展示します。また、会場では展示作品の中から数種の菓子を、抹茶とともにお召し上がりいただけます。
京菓子は、一席一菓。一席ごとに、相手を思い、自然との対話を繰り返しつつ、その日、その時、その場所、その人だけのために作られる「食べる芸術」です。それぞれの亭主がどのように客をもてなし、また職人はどのようにその思いに応えるのか。京菓子を通して、人と人とのあいだに紡がれる「ものがたり」を五感でお楽しみください。
亭主 × 菓子職人
- 天野 喜孝(画家/イラストレーター) × 植村 健士(有職菓子御調進所 老松/京菓子展 2018年 大賞 ほか)
- 池坊 専宗(華道家/写真家) × 塩貝 祥代(学校法人大和学園講師/京菓子展 2021年 大賞)
- 叶 松谷(陶芸家/京焼清水焼窯元三代目) × 今西 善也(鍵善良房)
- 川邊 りえこ(書道家/美術家) × 垣本 晃宏(ASSEMBLAGES KAKIMOTO)
- 串野 真也(ファッションデザイナー/アーティスト) × 金谷 亘(京菓子司 金谷正廣)
- 森山 未來(俳優/ダンサー) × 杉山 早陽子(御菓子丸)
- ヤノベケンジ(現代美術作家/京都芸術大学教授) × 中丸 剛志(有職菓子御調進所 老松/京菓子展 2022年 京都市長賞 ほか)
- 夢枕 獏(小説家) × 幾世橋 陽子(まめいち/京菓子展 2016年 大賞 ほか)
- ルシール・レイボーズ(写真家/KYOTOGRAPHIE共同創設者) × 髙家 裕典(御菓子司 聚洸)
※五十音順・敬称略
濱崎加奈子(有斐斎弘道館 館長)コメント
「京菓子展」は、近代以前の日本の教養文化、また生活のなかに満ちていた総合知としての芸能・芸術文化について知っていただくため、2013年より始め、2015年より「公募」による展覧会として、毎年秋に開催してまいりました。
京菓子は、作り手である職人だけでなく、食べ手である私たちが、一つの菓子の背景を理解し、味わってはじめて完成する食べ物です。デザイン部門と実作部門を二つの柱とすることで、小学生からプロの職人さんまで、多くの方々にご応募いただき、全国各地で新たな菓子作家が誕生するなど、話題をよんでまいりました。
京菓子は、一席一菓。
一席ごとに、相手の顔を思い浮かべながら、また季節や素材を通して自然との対話を繰り返しながら、一つ一つ、丁寧に作られます。
大量生産の時代を経て、いつでも・どこでも・どのようなものでも手に入る時代、経済効率優先の現代において信じ難いほどの時間と手間ひまをかけて作られる「京菓子」。(しかも、食べたらなくなってしまう!)そのような、京菓子の「作られ方」は、持続可能な社会や、人間らしい創造的な生き方を模索する時代にあって、大きな示唆を与えてくれると考えております。
本プロジェクトが、京菓子を通して、人と人の間につむがれる「ものがたり」を表現することによって、日本文化の本質を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。
主催:公益財団法人有斐斎弘道館
共催:旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム、公益社団法人京都市観光協会、古典の日推進委員会
後援:京都府、京都市、京都新聞
協力:有職菓子御調進所 老松、御菓子丸、ASSEMBLAGES KAKIMOTO、鍵善良房、京菓子司 金谷正廣、京阪ホールディングス株式会社、御菓子司 聚洸、学校法人大和学園、株式会社文藝春秋、まめいち
助成:文化庁令和5年度文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)