開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
月曜日,火曜日,水曜日,木曜日
2月10,11,12日は休廊 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
harmas@fabre-design.com
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒135-0024 東京都
江東区清澄2-4-7 |
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最寄り駅 | 清澄白河 |
電話番号 | 03-3642-5660 |
アルマスギャラリーでは野村和弘の個展、「johnna | ジョナ」を開催します。
彫刻や絵画、映像など多岐にわたる表現を行って来た野村和弘の個展となります。
今展は、ドイツ滞在時に入手した不良品のフィギュアに着目し製作された彫刻の展示となります。
これまでも、片目にされたロディ(馬の乗用おもちゃ)、片方だけのイヤリング、片方だけの靴など、不完全な状態に対する関心をあらわにした作品を製作してきましたが、「johnna」においても一貫してその関心は保たれており、作家の不完全であることに向けるまなざしを感じられる展示となることと思います。
johnna
ドイツで作られた作品、「Tier(ドイツ語で、動物の意)」(1988)のために買い求めた、小さな動物のフィギュア約1000個の中に、形成エラーしたフリークな不良品(形成剤の注入不足から?脚もなく、一様にぬるっと丸まった、何になるはずだったのかさへ推測不可能な)が、10個ほど入っていた。その中の1個を拡大し、ピンク色のプラスチックで鋳造形成した作品(同じ原型を使った、ブロンズ製も制作。共に2007年)。
作品タイトルは、ダルトン・トランボ監督映画、「ジョニーは戦場へ行った(Johnny Got His Gun)」(1971)に由来する。この映画の主人公は、徴兵され出征するも(舞台は、第1次世界大戦下。まだ、人間が素朴だった?遠くヨーロッパに派兵することは、恋人や家族、故郷、ひいては世界を救うことに他ならない)、飛び込んだ塹壕に直撃弾を受け、顔(目、鼻、口、耳)と、両腕、両脚を失ってしまう。その姿は、(あからさまに、映し出されることはないものの、)上の不良品を連想させた。
その不良品の中から、1個が選ばれたのは、その個体だけに、女性器のような窪みが発見されたからだ(形成のエラーされる過程で、何がどうしてこうなった?奇跡でないなら、妖精の悪戯?いずれにせよ、このことが、これらの不良品に出会えた幸運に加えて、さらに私を喜ばせてくれた)。女性こそが、相応しい!作品タイトルに、Johnnyの女性名、Johnna(ジョナ)の採用。
野村和弘
ご来場の際はマスクの着用および入り口での消毒液のご使用をお願いします。