開催時間 |
12時00分 - 19時00分
21日(日)の最終日は、17:00までとなります。 |
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休み |
休画:10月15日(月)
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クリエイター在廊 |
有
作家の在廊日は、ホームページ、SNSにてお知らせいたします。 |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
メール maruhi@konoike.org
電話 0358329911 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒113-0011 東京都
文京区根津2-33-1 |
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最寄り駅 | 根津 |
電話番号 | 03-5832-9911 |
家具職人を経て彫刻家となった藤田の作品は、家具同様の工程で制作されます。
CADというPCソフトで図面を起こし、それに倣い加工された3mm角の角材は、
日本在来の工法“格子組”により、緻密な手作業により組込まれていきます。
デジタルツールで「工業的」に設計された部材が、伝統工法の手わざにより「工芸的」に制作されているのです。
これまでの作品の大半を占めるのが、直交する梁と柱で作られた神社仏閣様式の建築ユニットです。
いっさいの壁を持たず、伽藍洞(がらんどう)な構造躯体をさらす、その姿は、
現代日本における神や仏の不在を示している様にも見て取れます。
新作では初めてヒト型造形が登場、新たなる領域に挑戦します。
モチーフの源泉としたのは、戦国時代の武将「雑賀孫一」。
小説、漫画、ゲームなどで史実以上に語られることの多いこの武将をキャスティング。
時代を超越した見えない力の象徴として、史実では存在しない幻の「城」と合体します。
工芸と工業、現在と過去、歴史の新解釈が混じり合う藤田独自の世界を築く本展、
是非、ご高覧いただけますようお願い申し上げます。
主催:ギャラリー・マルヒ