開催時間 |
9時30分 - 17時30分
11月22日(金)、11月29日(金)は9:30~20:00 ※入室は閉室の30分前まで |
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休み |
2024年11月18日(月)、12月2日(月)、16日(月)、21日(土)-2025年1月3日(金)、6日(月)
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入場料 |
有料 一般500円、65歳以上300円 学生以下無料 ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料 *いずれも証明できるものをご提示ください。※都内の小学・中学・高校生ならびにこれらに準ずる者とその引率の教員が学校教育活動として観覧するときは無料(事前申請が必要) |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
東京都美術館 03-3823-6921
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒110-0007 東京都
台東区上野公園8-36 B2,B3階 |
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最寄り駅 | 上野 |
電話番号 | 03-3823-6921 |
8人の作家を通して、「ノスタルジア」という複雑な感情が持っている意味と可能性を探る
東京都美術館では、上野アーティストプロジェクト2024「ノスタルジア―記憶のなかの景色」およびコレクション展「懐かしさの系譜─大正から現代まで 東京都コレクションより」(会期:2024年11月16日(土)~2025年1月8日(水))を開催いたします。
日常の街の風景を愛しむように描いている阿部達也と南澤愛美。子どもたちのいる光にあふれた情景を描き出す芝康弘と宮いつき。幻想も含めて、それぞれ独特の「記憶のなかの景色」を表現している入江一子、玉虫良次、近藤オリガ、そして久野和洋。彼らは、それぞれの異なった道を歩みながら、どこか時空を超えたような、普遍的な原風景(人の心の奥底にある原初の風景)を探し求めているように思えます。本展では、彼らの作品を通して、あらためて、ノスタルジアという複雑な感情が持っている意味と可能性を探っていきます。
連動して開催するコレクション展「懐かしさの系譜─大正から現代まで 東京都 コレクションより」では東京都が所蔵するコレクションの中から、昔日の情景をとらえた絵画などにくわえ、現代の都市郊外を映した写真などを紹介します。大正期から現代にいたる日本の風景をたどることにより、人々がそれらの中に見出してきた「懐かしさ」とは何であるかについて、あらためて考えようとするものです。
[展示構成]
第1章 街と風景
―画家たちは、陽光によって変化する街の日常風景を、光、空気、水、色彩の微細な変化も含めて、丁寧に描き出しています。もしかしたら、未来にはなくなるかもしれないこの日常を慈しむ。それは、未来の視点から見た、かけがえのない現在へのノスタルジアともいえるでしょう。
第2章 子ども
―少年たちの遊ぶ姿、少女たちの静かで穏やかな憩いの様子など、過去の自分を現在の子どもたちに重ねて描く二人の作家の作品を紹介します。
第3章 道
―幻想も含めて、ノスタルジアを表現している多様な絵画を展示します。今は失われてしまった過去に強く恋焦がれる気持ちは、やがて現実を超えた幻想的な風景に至る道を見いだしていきます。
会場は、東京都美術館ギャラリーA・Cです。
主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
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