高橋常政 個展 ー 灼熱の砂漠に迷い込みし我はペンギン ー

灼熱の砂漠に迷い込みし我はペンギン
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    会 期
    20241205日 -  20250118
    開催時間
    12時00分 - 19時00分
    休み
    日曜日,月曜日,火曜日
    冬期休業:2024年12月22日(日)- 2025年1月7日(火)
    入場料
    無料
    展覧会の撮影
    作品の販売有無
    販売有 100,000円 ~ 500,000円(税別)
    この情報のお問合せ
    TEL:03-6455-3559
    MAIL:i@walls-tokyo.com
    イベントURL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    WALLS TOKYO
    住所
    〒110-0001 東京都
    台東区谷中6丁目2-41
    最寄り駅
    日暮里
    電話番号
    03-6455-3559

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    2024年12月5日(木)- 2025年1月18日(土)
    冬期休業:2024年12月22日(日)- 2025年1月7日(火)

    2024.12.5 thu - 2025.1.18 sat
    Winter Closure: 2024.12.22 sun - 2025.1.7 tue

    open: 水・木・金・土 wed-sat
    closed: 日・月・火 sun, mon, tue

    オープニングレセプション 2024年12月5日(木)14:00 - 16:00
    Opening Reception 2024.12.5 thu 14:00 - 16:00
    ーーーーーーーーーーー

    よくわからないものを「はっきり描く」と混沌が現れる。
    始まりはどこにもなく終わりもどこにもない、途中は初めから見当たらない。
    沈まずに漂うつもりなら、それは意志的なものでもあるし、そうでもない。

    -淡雪の中に立ちたる三千大世界(みちあふち)またそのなかにあわ雪ぞ降る-良寛

    美しいこれがすべてです。

    ーーーーーーーーーーー
    Walls Tokyoでは2回目となる高橋常政(たかはし・つねまさ)の個展を、12月5日から2025年1月18日の期間開催します。
    高橋常政は1949年東京生まれ。創形美術学校で学んだのち渡欧し、ウィーン派の中心メンバーであったエルンスト・フックス、ルドルフ・ハウズナーに師事。帰国後にイラストレーションの仕事を始め、並行して画家として個展等で作品を発表してきました。

    淡雪の中に立ちたる三千大世界(みちあふち)またそのなかにあわ雪ぞ降る

    ―良寛の詠んだこの歌を、「淡雪の降る中に立っていると広大無辺の世界を感じる。そしてその広大無辺の世界の中にあわ雪が降っている」と解釈するとき、空から降ってくる雪を見上げている視点と、その人間の上に雪を降らせる自然という存在が交互に浮かび上がり、主観と客観が絶えず入れ替わる感覚に陥る。そして次第に自分がどこにいるのか、何者なのかわからなくなるという不思議な心地に包まれます。

    絵を描くことは主体的な行為であると言えるのですが、今、制作をする高橋は、主体と客体を行き来しながら、どこに辿り着くのかもわからない混沌の中にあって抗うよりも身を任せている、そんな心境にあるのではないでしょうか。

    灼熱の砂漠に迷い込んだペンギンは、過酷な運命を受け入れて小さな歩みを止めることなくさすらうのです。

    Walls Tokyoで2回目となる本展では、高橋が実際にアトリエで使用しているテーブルや画材を展示。ライブ感のある空間で新作を発表します。

    ーーーーーーーーーーー
    高橋常政 Tsunemasa Takahashi
    1949年、東京に生まれる。
    個展開催、イラストレーション、装丁「ソフィーの世界」など数多く手掛ける。
    また、劇団四季などのポスターを多数制作。

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