開催時間 |
10時00分 - 20時00分
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休み |
11月8日(火)
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入場料 |
有料 一般:400(300)円 学生:300(200)円 ※( )は前売料金/チケットぴあ・10名以上の団体料金 ※再入場可 ※高校生以下、障がい者等とその介護者1名は無料 ※アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD(イムズカード)会員無料 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
三菱地所アルティアム
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒810-0001 福岡県
福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F |
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最寄り駅 | 福岡 |
電話番号 | 092-733-2050 |
地域の将来性を見据える展覧会シリーズ第2弾! 「アイデンティティ」をテーマに気鋭の作家4名による多彩な作品を紹介します
三菱地所アルティアムでは、九州・沖縄とその周辺地域を拠点とする作家を紹介する展覧会シリーズ「Local Prospects 2」(Prospects=将来性)を開催いたします。本シリーズは、地域を見つめる多様な視点の創出と対話の深化を目指す展覧会として2015年に初開催されました。
第2弾となる今回は、テーマ「アイデンティティ」のもと、招待作家と公募選出作家の4名による展覧会を開催します。いずれも1980年代半ばに生まれた気鋭の若手作家です。自身の母や家族、近年通うベトナムでの人物写真を撮影し続け、人間の営みに光を当てる角田奈々。シルエットで描かれた群衆の絵画によって、個人であると同時に集団でもある人間の存在を問いかける国本泰英。社会や国家と個人の間に生じる疑問や戸惑いを、身体や身近な素材を媒介に表出させる潘逸舟(はん・いしゅ)。複雑な状況を受容し、移ろう日常風景を絵画として定着させる井上絢子(公募選出作家)。
多様なアプローチと表現方法であらわれる「アイデンティティ」にまつわる作品は、みるものに様々な思考を促すことでしょう。自身の存在を突き詰めようとすれば、その周縁で生きる人々にも目を向けることになります。本展を通して、この地域や社会における多面的な結びつきに思いを馳せる機会となることを願っています。
●出展作家
角田 奈々Kakuda Nana (1986年福岡生まれ)
1986年福岡県生まれ。2010年 九州産業大学大学院芸術研究科写真専攻前期博士課程修了。2008〜2011年 Asia Photographer’s Gallery(福岡)を運営、2014年〜photographers’gallery(東京)を運営。
主な個展に、2008年 「狭間」Asia Photographer’s Gallery(福岡)、2009年「母 57 歳」新宿ニコンサロン(東京)、2010年「地」Asia Photographer’s Gallery
(福岡)、2013年「苦いマンゴー 〜ベトナムの地に触れて〜」新宿ニコンサロン(東京)・photographers’gallery(東京)、2015年 「家族の時・母 57 歳」photographers’
gallery・KULA PHOTO GALLERY(東京)、2016年「photographers’ gallery企画 土地を紡ぐ『ベトナムの風に吹かれて』」KULA PHOTO GALLERY。グループ展に、2009年「ただいま―九大生AQAプロジェクトによるアジア現代美術展」ギャラリーアートリエ(福岡)、2010年 「手と眼のディスクール」ギャラリーアートリエ、2016年「土地を紡ぐ」福岡アジア美術館(福岡)など。
http://pg-web.net/members/nana-kakuda/
国本 泰英 Kunimoto Yasuhide (1984年大分生まれ)
1984年大分県生まれ。2006年九州産業大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。
主な個展に、2007年Gallery M.A.P(福岡※以降毎年開催)、2008年由布院駅アートホール(大分)、Gallery Fukuda(大阪)、2009年BASE GALLERY (東京)、伊勢現代美術館(三重)。グループ展に、2008年「GEISAI#11」東京ビッグサイト(東京)、「トーキョーワンダーウォール」東京都現代美術館(東京)、2010年 「おとなりさん。―九大生AQAプロジェクトによる韓日現代美術展」ギャラリーアートリエ・九州大学(福岡)、「井上絢子と国本泰英」konya gallery(福岡)、2011年「まちなかアートギャラリー」福岡市内(福岡)、2012年「祝CAMK10周年! 九州アート全員集合展」熊本市現代美術館 ギャラリーIII・井出宣通記念室(熊本)、「ミニアチュールの魅力展~うつくしきもの~」 JR大阪三越伊勢丹 アート解放区(大阪)、2013年「carré 2013」gallery 点(石川)、2015年「BEPPU PROJECT 2015」別府中心市街地(大分)など。
http://knmtyshd.com
潘 逸舟 Han Ishu (1987年上海生まれ)
1987年中国上海市生まれ。現在東京在住。2012年東京芸術大学美術研究科先端芸術表現大学院修了。
主な個展に、2004年「HUMANITY」空間実験室スぺースB(青森)、2012年「海の形」京都芸術センター ギャラリー北(京都)、2015年「存在を支配するもの」黄金町Site-Aギャラリー(神奈川)、「隣り合う記憶」ISCP(NY、米国)、2016年「As far as I know」ARATANIURANO(東京)。グループ展に、2012年「アートアワードトーキョー丸の内 2012」行幸地下ギャラリー(東京)、2013年「今此処 (トーキョーストーリー part 1)」トーキョーワンダーサイト本郷(東京)、2014年「東アジアの夢」BankART 1929(神奈川)、「アジアン・アナーキー・アライアンス」關渡美術館(台湾)、2015年「漂着」QMAC(福岡)、2016年「Sights and Sounds: Highlights」ジューイッシュ・ミュージアム(NY、米国)、「対馬アートファンタジア2016」対馬市元対馬市立久田小学校内院分校(長崎)など。2013年新鋭賞 (「在地未来」何香凝美術館、中国)ほか受賞多数。
http://hanishu.com
井上 絢子 Inoue Ayako (1985年福岡生まれ)【公募選出作家】
1985年福岡県生まれ。2007年佐賀大学文化教育学部美術工芸課程卒業。2014年關渡美術館(台湾)にて滞在制作・展示。現在、黄金町エリアマネジメントセンター長期レジデンス参加(神奈川)。
主な個展に、2005年「いわずにいってもいない」モマ・コンテンポラリー(福岡)、2015年「あなたの大切なことはわたしにとって大切なことか」PORT(福岡)。グループ展に、2006年「36のペインティング」北仲 WHITE301号室(神奈川)、 2010年「井上絢子と国本泰英」konya gallery(福岡)、2012 年「台湾/日本-いま ここに在るということ―九大生AQAプロジェクトによる現代美術展」ギャラリーアートリエ(福岡)、2013年「[afterwards,]」gallery 点(石川)、2014年「道数展」佐賀大学美術館(佐賀)、「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014関連企画Moving Triennale-made in Fukuoka」福岡アジア美術館(福岡)、2015年「明日への坩堝」福岡アジア美術館、2016年「黄金町バザール2016」黄金町(神奈川)など。
■Local Prospects 2 オープニングレセプション《作家来場》
4名の出展作家を迎えて、レセプションを開催します。
日時:2016年11月5日(土) 18:30〜20:00
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F)
※参加無料・予約不要
■アーティストトーク〈角田 奈々・潘 逸舟〉
各作家が展示室にてトークをおこないます。
日時:2016年11月6日(日)11:00〜(1時間程度)
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F)
※参加無料・予約不要(要展覧会チケット)
■トークイベント 九州と震災とアート
ゲスト:坂本 顕子(熊本市現代美術館 主任学芸員)、野中 元(写真家)、宮本 初音(ART BASE 88)
日時:11月6日(日)13:30〜15:00 開場13:00
会場:セミナールームA(イムズ10F)
参加料:500円
電話予約・お問合せ:092-733-2050(三菱地所アルティアム/10:00〜20:00)
※10月19日(水)受付開始。
※当日のご参加も若干名受け付けます
■アーティストトーク〈国本 泰英・井上 絢子〉
各作家が展示室にてトークをおこないます。
日時:2016年11月27日(日)14:00〜(1時間程度)
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F)
※参加無料・予約不要(要展覧会チケット)
■ギャラリートーク
本展担当ディレクターが、展示をご案内します。
日時:2016年11月13日(日)、20日(日) 各日14:00〜(30分程度)
会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F)
※参加無料・予約不要(要展覧会チケット)
主催:三菱地所、三菱地所アルティアム、西日本新聞社
後援:福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団
企画協力:Fukuoka Art Tips
協力:URANO、NPO 法人黄金町エリアマネジメントセンター、Gallery M.A.P、九州産業大学、BASE GALLERY