開催時間 |
12時00分 - 19時00分
最終日16:00まで |
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休み |
休廊:月曜
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クリエイター在廊 |
有
守野 航:5月14,19,26日のみ在廊 |
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
komokomo1976@yahoo.co.jp
080-6513-5081 担当:森野 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒107-0062 東京都
港区南青山3-8-5 M385 Bldg #12 |
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最寄り駅 | 表参道 |
電話番号 | 03-3405-0436 |
『首都高速をとおして東京の現代・過去・未来を捉える』
概要
縦横無尽に張り巡らされたコンクリートの蜘蛛の巣のような首都高速道路。環状線での合流では、疾風のような勢いで吹きすさぶ車の流れに突入しなければならず、まるで子供の頃に遊んだ長縄飛びを思い起こさせる。と思いきや、
牛歩戦術かと思えるように動かなかったりと…そんなこんなで両国ジャンクションを越え6号向島線を北上中、横目に見える隅田川が、私には沈黙を余儀なくされているように思えたわけです。江戸の人々は市中を流れる大川を身体の一部として人の生の流れのごとく感じ、日々の暮らしを川に委ね、ゆったりとおおらかに過ごしていたのではないかと… しかし、現代の隅田川は人々の暮らしから忘れさられ、なんだか申し訳なけなさそうにひっそりと存在しているように思えてならない。ともかく私はそう感じたわけです。もしかしたら、私が感じたものは現代の東京、いや日本という国を象徴しているのではないかと思ったのです。乱立する高層ビル、伝統や歴史をあえて削除してしまったような建物の群れ。経済性と合理主義の名のもとにその場しのぎので継ぎ接ぎした街並。このような明確な理念の無さから、身体に染み込んでくるむず痒さ、居心地の悪さ。そんなふうに考えた時、首都高速を通して東京を撮影すると日本が見えてくるのではないかと…そして、そんな中にも偶然的に生み出される美しさというものがあるのではないか。そんな思いから撮影した銀塩モノクローム写真四切30枚程の展示となります。会場にて時代の感受性と変革の必要性を叫ぶ首都東京の声に耳を傾けて頂けたら幸いです。皆様のご来場お待ちしております!
会場にてポストカードと写真集も販売しております。