開催時間 |
9時30分 - 17時30分
10月26日(土)のみ20時00分まで開館 ※最終入館は閉館の30分前まで |
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休み |
月曜日
ただし、11月4日(月・休)は開館し、11月5日(火)は休館 |
入場料 |
有料 一般 1400円(1300円)、高大生900円(800円)、中学生以下無料 ※( )内は前売り、20名以上の団体料金 前売券は、福岡市美術館ミュージアムショップで9月7日~10月25日まで販売 ※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者は観覧無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
福岡市美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒810-0051 福岡県
福岡市中央区大濠公園1-6 |
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最寄り駅 | 地下鉄空港線 大濠公園/七隈線 六本松 |
電話番号 | 092-714-6051 |
博多湾の沿岸部には、外国との交流を通して育まれた豊かな歴史を反映して、多くの神社仏閣があり、そこには、仏像、絵画、工芸などが大切に伝えられています。
本展では、コの字の形をした展示室を博多湾に見立てて、それぞれの地域に伝わる仏教美術をご紹介します。
八幡信仰の中心である筥崎がある東部地域、歴史ある禅宗寺院が建ち並ぶ中部地域、日本に禅宗をもたらした栄西禅師とも縁深い西部地域など、各地域が持つ豊かな歴史に触れる機会となります。
また、博多に関わる名僧として忘れることができないのが、日本最初の禅宗寺院、聖福寺の住持をつとめた僊厓義梵※(1750~1837)です。僊厓禅師は、親しみやすい禅画によって人びとから慕われたことは良く知られていますが、博多の名所旧跡を訪れて多くの風景画も描いています。僊厓禅師の目を通した博多をご覧いただくことで、古来、積み重ねられてきた場所の記憶を感じることができるでしょう。
本展を通して、博多の歴史を紡いできた人びとの営みに想いを馳せていただく機会となりましたら幸いです。
※「仙厓」と表記されることが多いですが、本展では正式な僧名である「僊厓」の表記を用います。
■記念講演会「博多湾の国際性と宗教文化」
中世日本最大の国際貿易港であった都市博多を擁する博多湾岸地域について、宗教文化の視点も交えながらお話しいただきます。
講師|伊藤幸司(九州大学大学院教授)
日時|10月26日(土) 14:00~15:30〈受付13:30~〉
会場|福岡市美術館1階 ミュージアムホール
定員|180名
■つきなみ講座「博多のみほとけ」
博多の寺社に伝わる仏像や宝物や僊厓禅師の書画について、展覧会の出陳作品を中心に紹介します。
講師|宮田太樹(福岡市美術館学芸員)
日時|11月9日(土) 15:00~16:00〈受付14:30~〉
会場|福岡市美術館1階 ミュージアムホール
定員|180名
主催:特別展「博多のみほとけ」実行委員会(福岡市美術館、西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス)