開催時間 |
12時00分 - 19時00分
日 - 17:00 |
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休み |
月曜日,火曜日
10/2(水) 休 |
この情報のお問合せ |
Yoshimi Arts(稲葉):06-6443-0080 / info@yoshimiarts.com
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒550-0002 大阪府
大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビル3F |
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最寄り駅 | 肥後橋 |
電話番号 | 06-6443-0080 |
大阪に生まれた泉は、画家として芸術家のキャリアをスタートさせ、戦後すぐの1951年に瑛九らと共に前衛的美術団体「デモクラート美術家協会」を設立し、その中心人物として精力的に活動を進めていきます。この頃に版画の制作を始め、1957年には第1回東京国際版画ビエンナーレ展で新人奨励賞を受賞するなど、全国的にも頭角を現します。その後、1959年からの約10年間はニューヨークとパリに活動拠点を移して、当時の欧米のアートシーンに強く影響を受けながら自らの表現を構築しました。帰国後は絵画と版画の表現を軸に晩年まで制作活動を続け、また大阪芸術大学の教授に就任して多くの作家を育成・輩出し、20世紀後半の関西の現代美術界の成熟に大きく寄与しました。
今年5月から京都国立近代美術館で開催された展覧会「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979」では泉の1960年代の版画が出品され、6~7月には市立伊丹ミュージアムで回顧展「泉茂 1950s 陽はまた昇る」が開催されました。50年代と60年代前半の作品で構成され、ご覧になられた方も多いと思います。様々な作品を制作した泉ですが、本展では1963年から滞在したフランス時代に描いた油彩画と、1968年に日本へ戻ってから取り組んだ油彩画やアクリル絵具で描いた作品を、弊廊のコレクションでご紹介致します。