開催時間 |
10時00分 - 17時00分
入館受付は16時30分まで |
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休み |
月曜日
ただし9月23日・10月14日・11月4日開館、9月24日・10月15日・11月5日休館 |
入場料 |
有料 一般1000円、大・高生800円、中学生以下無料 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
公益財団法人 阪急文化財団 逸翁美術館
TEL 072-751-3865 |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒563-0058 大阪府
池田市栄本町12-27 |
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最寄り駅 | 池田 |
電話番号 | 072-751-3865 |
三砂良哉(みさごりょうさい・1887~1975)は、明治から昭和にかけて活躍した漆芸家です。西宮で代々酒造業を生業としていた家に生まれましたが、幼少期に日本画家守住貫魚に私淑し日本画を学んだ後、明治30年代には漆芸の道に入りました。大阪府工芸協会に所属し、大阪府工芸展覧会などに出品を重ね、大阪を代表する漆芸家の一人として活躍しました。その後、昭和4年(1929)に小林一三が創立した在阪の工芸作家による「阪急工美会」の幹事、昭和13年(1938)には、武者小路千家・第十二代家元愈好斎宗守及び木津聿斎が組織した「清技会」にも名を連ねています。寡作な作家ではありませんでしたが、未だ高い評価を得られていません。しかし絵画的で精妙優美な作風で知られ、遺っている作品は技術力の高さだけでなく、創作性・デザイン力に満ちあふれています。愈好斎をはじめ、清海泰堂など武者小路千家の茶人や、小林一三に好まれたのもうなずけます。
小林一三と三砂良哉がいつ出会ったのか、明治42年頃には知遇を得ていたことが近年の研究で判明しましたが、不明な点も残っています。しかし良哉はたびたび池田を訪れており、一三の好み物を多く手がけました。
本展では三砂良哉を大々的に取り上げる日本で初めての展覧会です。天才的な技術を持ちながらも世に知られなかった悲運の漆工三砂良哉、その漆芸の粋を集めた作品をぜひご覧ください。
「漆芸」は日本が世界に誇る伝統的な文化です。元旦に起きた地震では漆工芸品の一大産地である輪島が大きな被害を受けました。本展の開催を通じて「漆芸」に興味関心を持っていただくことで、輪島の復興の一助にもなることも期待するものです。
講演会
武者小路千家 家元後嗣 隨縁斎 千宗屋 氏
演題 「好み物を楽しむ -茶人と職人の共同作業」
日時 2024年10月14日(月・祝)14:00~15:30
会場 逸翁美術館内マグノリアホール
料金 聴講無料、要当日観覧券
定員 100名 申込多数の場合は抽選
申込方法 右記Webフォーム 受付開始までしばらくお待ちください
申込期間 2024年9月3日(火)10:00 ~ 9月13日(金)17:00まで
抽選結果 2024年9月18日(水)に当落にかかわらずご連絡します
※阪急文化財団友の会会員優先枠あり
鑑賞講座
担当学芸員が作品の魅力、見どころなどを解説します
演題 「知られざる名工 三砂良哉 -生涯と遺された作品の魅力を語る」
講師 宮井肖佳(本展担当・主任学芸員)
会場 逸翁美術館内マグノリアホール
料金 聴講無料、要当日観覧券
定員 各回80名 先着順
申込方法 下記Webフォーム
《一般》各回とも 2024年8月20日(火)10:00より受付開始
《阪急文化財団友の会会員》各回とも2024年8月14日(水)10:00より受付開始
お申込み制です。お申込みは逸翁美術館ホームページをご参照ください。
お申込み期間は、9月3日10時から9月13日17時までで、応募者多数の場合は抽選となります。
日時 両日とも同じ内容です
◆2024年9月23日(月・祝)10:30~12:00
Webフォーム 受付開始までしばらくお待ちください
◆2024年11月16日(土)10:30~12:00
Webフォーム 受付開始までしばらくお待ちください
主催:公益財団法人 阪急文化財団
特別協力:武者小路千家・公益財団法人 官休庵