開催時間 |
11時00分 - 19時00分
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休み |
日曜日,月曜日,祝日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
Gallery MoMo Projects
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒130-0014 東京都
墨田区亀沢1-7-15 |
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最寄り駅 | 両国 |
電話番号 | 03-3621-6813 |
GALLERY MoMo Ryogoku では、4 月 6 日(土)から 5 月 18 日(土)まで当ギャラリーでは 2 回目となる齊藤拓未の個展「微かな瞬き(またたき)」を開催いたします。
齊藤拓未は 1996 年東京生まれ。2018 年に武蔵野美術大学造形学部日本画学科を卒業し、2020 年同大学造形研究科修士課程美術専攻日本画コースを修了、その後東京で個展やグループ展を重ねてきました。
齊藤の作品には、公園や遊具、学校帰りに見た風景や、その風景の中に一人どこか遠くを見つめる少女、友達と遊ぶ子どもたち、写真をトリミングしたような子どもの姿、またその子どもたちの視点から見えたような景色が、淡いトーンで描かれています。
齊藤は、フランスの精神分析を専門とする哲学者ラカンの「鏡像段階論」に触発され、自己同一性や主体性を探求しています。作品を通じて、幼少期に委ねられた自我の確立や、他者との関係性について深く考察しながら、自身の経験を少女に投影しつつ、残しておきたい目には見えない感情を表現しています。齊藤の描く少女たちは、無邪気さやあどけなさはないものの、大人でもなく、その微妙な狭間を描いているようにも感じます。
『日常の中で自分自身に戻っている、正直になれていると感じられる時間や縛られているものから解放されている、社会と距離を置いている状態を描いているものが多い』と齊藤が語るように、作品には、日々の中で見つけた一瞬のきらめきやささやかな幸せの風景が描かれています。本展のタイトル通り、確かに自分を感じる微かな光を捉えながら、また今までとは違う側面を見ることで見つけた新たな視点を描いた作品を是非ご高覧ください。
アーティストコメント
生活の中で見る風景や、身近な物の見え方が変わることがあります。
消極的な印象をもっていたことの別の側面を、遊びのなかで発見したり、気にとめていなかったものが魅力的に見えたりします。
そうした感覚は幼少期の体験とも重なり、見落とされやすい日々の出来事を見つけるきっかけになっています。
2024 年 齊藤 拓未
オープニングレセプション:4 月 6 日(土) 17:00 - 19:00