開催時間 |
9時30分 - 17時30分
入館は17時00分まで |
---|---|
休み |
月曜日
9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火) ただし、9月23日(月・振休)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・振休)は開館 |
入場料 |
有料 一般1,000 円、高校生・大学生700 円、65 歳以上700 円、中学生300 円、障がい者300 円、小学生以下無料 ※観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)、常設展プラスもご覧になれます。 ※一般以外の料金対象者は年齢等の確認できるものをお持ちください。 ※障害者手帳をご提示の方は、付添の方1 名まで障がい者料金でご覧いただけます。 ※前売券及び当日観覧券の発売日・オンラインチケット販売方法や、各種割引の詳細、団体でのご来館、最新のイベント情報は、すみだ北斎美術館公式ホームページをご覧ください。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
|
この情報のお問合せ |
すみだ北斎美術館
|
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒130-0014 東京都
墨田区亀沢2-7-2 |
---|---|
最寄り駅 | 両国 |
電話番号 | 03-6658-8936 |
江戸時代には、平安時代の研究や古典の教育、出版の隆盛、書物流通などの背景から、宮廷の風俗や文学の絵画化が盛んになります。北斎や門人たちも、紫式部など平安時代に活躍した人物や都の暮らしをイメージし、『源氏物語』『伊勢物語』のような王朝文学を題材とした作品を多数手掛けています。また、単に物語の場面や歌意を絵画化するのにとどまらず、着物や調度に王朝文学ゆかりの意匠を取り入れた作品も描いています。本展では、江戸時代の絵師である北斎と一門による平安時代や王朝文学を主題とした作品を展観し、彼らが抱いた平安時代のイメージ、王朝文学の世界観と、その広がりについてご紹介します。江戸時代に息づく平安のみやびをお楽しみください。
[展示構成]
【序 章】江戸時代の「平安」像
【第一章】「みやび」なイメージの形成 一節:都の暮らし 二節:怪異への恐れ
【第二章】描かれた王朝文学
【第三章】王朝文学ゆかりの意匠 一節:文学にまつわる文様 二節:一場面が意匠に
[各章の見どころ]
【序章】 江戸時代の「平安」像
江戸時代、『源氏物語』や『伊勢物語』など古典文学の写本や解説書の流布、学問研究や教育の発展、『古今和歌集』などの一般化に伴う歌仙絵の盛行、古典文学や伝説の娯楽文化への広がりなどにより、広く平安朝の暮らしのイメージが形成されていきました。ここでは、江戸時代の「平安」像形成の背景がうかがえる作品をご紹介します。
【第一章】 「みやび」なイメージの形成
北斎たちが描く王朝風の作品は、宮中行事や都の日常生活などが題材とされています。また都では、大陸から伝わった思想や学問と日本古来の信仰や伝説が結びついたことなどにより、怪異の存在が身近に感じられていました。本章では、江戸時代以降、平安朝の生活・文化や妖怪・怪異などの伝説がイメージ化され、広く流布していったことがうかがえる作品をご覧いただきます。
【第二章】 描かれた王朝文学
江戸時代には、『源氏物語』『伊勢物語』などの王朝文学が盛んに絵画化され、北斎や門人たちもそれらを題材とし、それぞれの表現で幅広い作品を手掛けています。また、王朝文学を題材にしながら、人物表現を江戸時代の髪型や服装に置き換えた作品も描いています。ここでは北斎と門人たちによる王朝文学を題材とした作品の数々をご紹介します。
【第三章】 王朝文学ゆかりの意匠
王朝文学にまつわる文様や物語から着想を得たデザインは調度の意匠として取り入れられました。北斎たちの作品の中にも『源氏物語』にゆかりのある文様や、歌がるたのような柄があしらわれた着物や調度がみられます。また、物語の一場面が調度の意匠として使われている作品もみられます。一節では王朝文学ゆかりの文様がみられる作品、二節では王朝文学の一場面が意匠として使われている作品をご紹介します。
※前後期で一部展示替えを実施
・前期:9 月18 日(水)~10 月20 日(日)
・後期:10 月22 日(火)~11 月24 日(日)
◎「十二単着装実演━現代に息づく平安のみやび」
日程:2024 年9 月28 日(土)14:00~15:30(開場13:30 )
会場:MARUGEN100(講座室)
定員:40 名(13:30 から整理券配布)
※整理券配布で再入館可能
料金:無料。ただし企画展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要です。
講師:解説 衣紋の会 齊藤悦琴氏
お方様・衣紋者等協力 衣紋の会
装束協力 埼玉県立歴史と民俗の博物館
◎本展担当学芸員によるスライドトーク
日程:2024 年10 月5 日(土)、11 月2 日(土) 14:00~14:30(開場13:30)
会場:MARUGEN100(講座室)
定員:40 名(13:30 から整理券配布)
料金:無料。ただし企画展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要です。
主催:墨田区・すみだ北斎美術館