「絹谷 幸太展」東京ガーデンテラス紀尾井町

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会 期
20170721日 -  20170920
開催時間
11時00分 - 20時00分
スタッフ在廊時間12:00〜17;00
休み
なし
クリエイター在廊
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
03-6802-8122
gallery_iriya@kkh.biglobe.ne.jp
園浦
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
東京ガーデンテラス紀尾井町
住所
〒102-0094 東京都
千代田区紀尾井町1-3
最寄り駅
永田町
電話番号
03-6802-8122

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

この度、いりや画廊は東京ガーデンテラス紀尾井町に於いて、“7.27 GRAND OPENING 一周年記念展”の総合企画をさせていただく運びとなりました。また、不定期ではございますが、今後も継続的に西武プロパティーズ様主催による展覧会をこちらで企画させていただきます。皆様におかれましては、いりや画廊同様、こちらへも是非お立ち寄り頂ければ幸いです。
                          いりや画廊代表 中村茂幸

彫刻家 絹谷幸太氏は幼少期をイタリア・ローマとベネチアで過ごし、近年はドイツとブラジル留学を経験している。日本人としてのアイデンティティーを、他国の環境や習慣の中で確立することは, 「いかに生きて行くか」を追求することだったのではないだろうか。幼少期にイタリアの広場で、噴水彫刻によじ登り、水面に映り込む景色を眺めるのが日課であった氏は、自然に対して畏敬の念を持ちつつ自然に学ぶことが人として、そして彫刻家としても次のステージへの足がかりとなると考えている。

「雲根(うんこん)過影(かえい)」(大地の石は宇宙の霊気を宿し、石と雲とが有機的に繋がり合う)と云う東洋哲学がある。絹谷氏の幼少期、無心に石の心に触れた感触と実体験を基に、従来の見るだけの彫刻鑑賞とは違った、登ったり、寝転がったり、匂いを嗅いだり、つまり五感のすべてを使って素材と対話ができる彫刻を“創知彫刻”と絹谷氏自身が名を付けた。この概念は、諸外国での生活体験が長い絹谷氏だからこそ感じ得た「日本の心」であった。自国の発展や慈愛の精神、そして世界平和など、安定や協調を表現した作品が多く、見る側にも「いかに生きるか」を 問いかけているかの様である。今の時代だからこそ、私たちの心に響く絹谷氏の作品。まさに7.27 GRAND OPENING 一周年記念にふさわしい作品の数々と感じております。
一人でも大勢のみなさまにご高覧頂きたく、心よりお願い申し上げます。

                       いりや画廊学芸員 園浦 眞佐子

絹谷幸太略歴
1973年 東京都生まれ
2002年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程彫刻専攻修了
2003年 文化庁新進芸術家海外留学制度1年派遣 研修地ブラジル
2004年 サンパウロ大学大学院(USP-ECA)post-doc修了
主な作品設置
ラジル日本移民百周年記念モニュメント(サンパウロ・カルモ公園)、成都現代美術館(中国)、東京理科大学葛飾キャンパス (東京)、トヨタ鞍ヶ池記念館(トヨタ自動車株式会社)、名古屋大学博物館 他

関連イベント

9月1日 18時30分より東京ガーデンテラス会場にてギャラリートークを行います

主催・協賛・後援

主催:株式会社 西武プロバティーズ
総合企画: いりや画廊

関連情報

展示会場: 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー2F オフィスエントランス
アーティストトーク会場: 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井テラス2F 紀尾井プラザ(「成城石井」前)

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