開催時間 |
11時00分 - 20時00分
(19:30Last entry) |
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休み |
開催期間中の休館日は無し
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クリエイター在廊 |
無
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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子連れ |
可 |
この情報のお問合せ |
https://artcruisegallery.com/contact
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒105-5502 東京都
港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F |
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最寄り駅 | 虎ノ門ヒルズ |
電話番号 | 03-3528-8262 |
本展では、ソール・ライター没後に発掘されたポジをソール・ライター財団監修のもと、新たにプリントした作品44点を日本で初めて展示します。
美術史上初めて米国が世界の中心地となった1950年代、その最前線を担っていたのがニューヨークでした。ソール・ライターも、アートの“新天地”を目指しこの地にたどり着いた多くの若者たちの一人でした。しかし、ライターは肥大化していくアートの潮流に背を向けるように、レンズを通して発見したニューヨークの街中に潜む色彩と詩情に満ちた小さな断片を写し取り、その大半を世に知らせぬままこの世を去りました。
1950年代からファッション・フォトグラファーとして活躍しながら、50代で表舞台から完全に姿を消し、以降、東10丁目の自宅周辺からほとんど離れることなく、自らの美意識に淡々と従って生きていたライターの生活が一変したのは、2006年、ドイツのシュタイデル社が刊行した初の写真集『Early Color』でした。
この一冊の写真集により、忘れ去られた存在であった80代のライターは“カラー写真のパイオニア”として、再び光の当たる世界へ引きずり出されることになったのです。以降、世界各地で展覧会の開催や写真集の刊行が相次ぎ、2013年の没後もその評価はさらに高まり続け、没後なお“発展途上の写真家”であり続ける稀有なアーティストです。
2014年、ソール・ライター逝去の翌年に創設されたソール・ライター財団が着手したのが、未整理となっていた大量のカラーポジのアーカイブ化でした。財団代表のマーギット・アーブをはじめとするスタッフの献身的な努力により、2023年、ソール・ライター生誕100年にあたって未公開のカラー作品約150点が写真集、プロジェクションという形で日の目を見ました。
「写真はしばしば重要な瞬間をとらえるものとして扱われるが、本当に写真がとらえているのは、終わることのない世界の小さな断片と思い出なのだ」と語っていたライターの生み出した唯一無二の色彩の世界を存分に体験していただける貴重な機会となります。
協力:コンタクト