開催時間 |
10時00分 - 17時30分
最終入館時間 17時00分 |
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休み |
月曜日,火曜日
年末年始(12/30-1/7) |
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
半蔵門ミュージアム
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒102-0082 東京都
千代田区一番町25 |
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最寄り駅 | 半蔵門 |
電話番号 | 03-3263-1752 |
今回の特集展示は、収蔵品のなかから昭和期の作品を中心とする近代日本画を紹介します。いずれも当館初公開の作品です。
平山郁夫《想一想》は仏伝シリーズのひとつで、釈尊がブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開いた瞑想場面を幻想的に表現しています。そして、太陽を描いた横山大観と児玉希望、動植物を丁寧に表現した川合玉堂・川﨑小虎・堅山南風・堂本印象、人物を描写した鏑木清方と伊東深水の作品と、さらに小倉遊亀による静物画や、加藤東一の風景画も展示します。
主な見どころ
横山大観・鏑木清方・小倉遊亀・平山郁夫ら、文化勲章を受章するなど多彩な経歴
本展で取り上げる画家は、生年順に、横山大観(1868~1958)、川合玉堂(1873~1957)、鏑木清方(1878~1972)、川﨑小虎(1886~1977)、堅山南風(1887~1980)、堂本印象(1891~1975)、小倉遊亀(1895~2000)、児玉希望(1898~1971)、伊東深水(1898~1972)、加藤東一(1916~1996)、平山郁夫(1930~2009)の11名です。
それぞれの経歴は多彩で、うち7名は文化勲章を受章するなど、高く評価されてきました(横山大観、川合玉堂、鏑木清方、堅山南風、堂本印象、小倉遊亀、平山郁夫の7名)。各地で企画展示が開かれ、顕彰する美術館や記念館が設立された画家もいます。また、横山大観と堅山南風、川合玉堂と児玉希望、鏑木清方と伊東深水は、それぞれ師匠と弟子の関係にあたります。
平山郁夫の名作《想一想》
平山郁夫が描いた仏伝シリーズのひとつ、《想一想》は、1979年の第34回春の院展に向けて描かれたもので、2011年8月の東日本大震災復興支援チャリティーイベントに出品されました。今回は、同じくブッダガヤで悟りを開いた場面をあらわした、館蔵のガンダーラ仏伝浮彫「降魔成道」とともにご鑑賞いただきたいと思います。
“昭和100年”に取り上げる、昭和時代に活躍した日本画家たち
2025(令和7)年は“昭和100年”に相当する年ですが、今回とりあげた画家たちは、明治以降に生まれ、主に昭和の時代に活躍しました。作品からは、題材への興味や愛好などに、純粋で柔和なまなざしを感じ取ることができます。近代日本画の瑞々しさや画家それぞれの個性をご堪能ください。
常設展示
ガンダーラの仏伝浮彫、鎌倉時代初期の仏師運慶作と推定される大日如来坐像(重要文化財)、醍醐寺ゆかりの不動明王坐像、如意輪観音菩薩坐像、二童子像を常設展示しています。
展示室:地下1階
同時開催展
写真コレクション展
会場:2Fマルチルーム
2Fマルチルームでは、当館の姉妹館である清里フォトアートミュージアムの収蔵作品の中から大型作品にスポットライトを当て、展示いたします。作品は写真家で同館副館長の瀬戸正人氏が選びました。様々な技法によるバラエティ豊かな写真表現を楽しんでいただければ幸いです。
講演会「平山郁夫の仏教画―仏教伝来・仏伝シリーズ・想一想―」会場・オンライン併催
このたび公開される平山郁夫《想一想》に合わせて、画家が描いた仏教画の初期作品《仏教伝来》をはじめ、釈迦の生涯を描いた「仏伝シリーズ」などを中心に解説します。
日時:2月23日(日) 14:00~15:30
講師:大塚 裕一氏(平山郁夫シルクロード美術館学芸室長)
※事前申込(期間:会場聴講 12月11日~1月20日、オンライン聴講 12月11日~2月22日)
申込方法:当館公式サイトの「お知らせ」または「講演会/イベント」の申込みフォームからお申込みください(追って情報掲載予定)
【お問い合わせ先】講演会事務局 Tel 070-4369-8162 受付時間:10時~18時 ※土日祝日、12月28日~1月5日を除く Email hanzomon-seminar@tts.co.jp
江戸歴史文化講座「江戸の花見と日本橋」会場・オンライン併催
梅や桜が咲く春、江戸の人々が楽しんでいた花見の名所を紹介いたします。あわせて、日本橋周辺の古地図から当時の暮らしぶりを探ります。
日時:3月22日(土)14:00~15:00
講師:岡崎 寛徳(当館主任学芸員)
※会場聴講は、事前申込不要(当日先着順)。オンライン聴講URLは、公式サイトに掲載いたします。