開催時間 |
10時00分 - 19時30分
最終日17時00分まで |
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
Bunkamura Box Gallery
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-8507 東京都
渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1F メインロビーフロア |
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最寄り駅 | 渋谷 |
電話番号 | 03-3477-9174 |
リオデジャネイロオリンピックでの日本人の活躍が記憶に新しい今日、その時と場所を同じにして日本の前衛美術の展覧会が行われていたことはご存知でしょうか。歴史的建造物として有名なパソ・インペリアル美術館で行われたこの展覧会は、ブラジルでは初となる日本の戦後美術に焦点を当てたものでした。日本の前衛美術は、近年ますます海外での評価が高まっています。
篠田桃紅、井上有一はどちらも「書」を出発点とし、新しい墨の造形を試みた前衛作家です。和紙に墨・金箔・銀箔・金泥・銀泥・朱泥といった日本画の画材を用い、限られた色彩で多様な表情を生み出す篠田の作風は、水墨の抽象画=墨象と呼ばれ、アメリカ滞在中から高い評価を得てきました。一方、井上有一は、現代芸術の文脈の中で「書」を個人の表現物として開花させ、「書」と絵画を融合した独自のスタイルを確立しています。既存の「書」の様式に縛られない両者は、書画、現代美術、双方のマーケットから取り上げられる稀有な作家です。
本展覧会では、世界でも比類のない両者を中心に、戦後の日本美術を代表する「具体」や「もの派」を含めた前衛作家の原画やリトグラフが約30点と関連書籍を展示・販売いたします。世界のアートマーケットが注目する日本の前衛美術家のハイライトを心ゆくまでご堪能ください。
出展予定作家
篠田桃紅 井上有一 今井俊満 津高和一 元永定正 草間彌生 白髪一雄 関根伸夫 李禹煥 他