STRANGE TRIO 岸田孝一・伊藤昌夫・信國容子

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会 期
20140929日 -  20141004
開催時間
11時30分 - 19時00分
最終日は17:00まで。
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
g-hinoki@axel.ocn.ne.jp
情報提供者/投稿者
開催場所
ギャラリー檜B・C
住所
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-9-9 ウインド京橋ビル2F
最寄り駅
宝町
電話番号
03-6228-6361

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

ほとんど偶然のきっかけで企画されたインスタント・トリオによるグループ展です。どのような作品群が壁面を飾ることになるのかは、幕を開けてみるまではわかりません。マニエリスム?3Dコンピュータ・グラフィクス? 異次元のプレゼンテーション?
ご期待ください。

作家のコメント
岸田 孝一
かつて、ある展覧会でのインタビューで、ヨーゼフ・アルバースは、20世紀美術の世界で自分が成し遂げた貢献は、色彩とは何かという問題に対するひとつの回答を用意したことだ、と謙遜した口調で語っていた。
そのいいかたを真似するなら、Moonlight Painter としてのわたしがこれまで何年ものあいだ試みてきたことは、色やかたちとともに絵画を構成するもうひとつの要素「マチエール」とは何かについての考察であったといえるだろう。
和紙や接着剤を使った奇妙な版を用いたエッチングもどきの作品を手がけているうちに、できあがった版画よりも、インクの染み込んだ原版のマチエールの面白さに魅惑されたのがきっかけで、この10数年は、さまざまなメディアを利用したタブロー作りの仕事に熱中してきた。そのプロセスのなかで、2次元のタブローがしだいに厚みを持ち、3次元へ向かって成長してきたことは自然の成り行きであった。
絵画を構成するもうひとつの要素である「かたち」については、中國の古典・礼記の一節「地中に在りては象を成し、地表に現れては形を成す」が、いまもなおわたしにとっての指導原理である。

伊藤昌夫
コンピュータプログラムには、制御構造は、3つしかありません。どんな複雑なプログラムにおいても同じで、順次・分岐・繰り返しです。プログラミングを職業にしていますが、このうち、繰り返しには、惹かれます。昔から、ウルボロス(L'ouroboros)的なものが好きだったからかもしれません。
今回の私のテーマは、円環です。無限循環とみたいと思います。この円環を、幾つかのパターンで表現したいと考えています。展示作品は、コンピュータを利用した映像と音(と機械)になる予定です。

信國 容子
すでに答は内在するにも関わらず、ヒトは自己に遮られ気づき難いと感じます。
力を生活で研ぎながら、試行を経て、もう一度存在に出会い、力の場所を得たいと願います。

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