開催時間 |
11時30分 - 19時00分
最終日は17:00まで |
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
g-hinoki@axel.ocn.ne.jp
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-9-2 宝国ビル4F |
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最寄り駅 | 宝町 |
電話番号 | 03-6228-6361 |
作家は91歳。
新型コロナウィルスが蔓延し始めた2020年の初頭から、コロナが収まってきた2023年の10月まで、作家の周辺や、社会、世界のできごとを考えながら毎日、日記のように絵画を描き続けた。その数は、100点以上。これをすべて展示する。
作家は、これらの作品制作をどこで終わりにするか、迷っていたという。
そんなとき、新聞で瀬戸口明文氏(京都大学人文科学研究所准教授)の以下のような文章に出会った。
「科学技術は、災害が起きても日常生活を回復するように作動しますが、高齢者にとってはむしろ新たな混乱を生む要因にさえなる。そして科学技術社会というのは、やはり都市中心的です。だとすれば高齢者と地方は、記憶を奪うように作動する科学技術や都市の機構を揺さぶる、スピードを食い止める存在になるかもしれない。そんなことを考え始めています。」
これを読み「コロナの作品を終える勇気をいただいた」そうだ。