開催時間 |
10時00分 - 20時00分
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クリエイター在廊 |
有
10月20日 〜 10月30日 |
入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
三菱地所アルティアム 092-733-2050
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イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒810-0001 福岡県
福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F |
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最寄り駅 | 福岡 |
電話番号 | 092-733-2050 |
2012年、ボルドー市と福岡市は姉妹都市締結30周年を迎えました。ボルドー市の一部地域は、2007年 “月の港ボルドー” として世界遺産に登録され、都市部の世界遺産として最も広い面積を誇ります。詩的でロマンチックな名前は、湾曲した三日月のようなガロンヌ川に抱かれる地形が由来とされます。18世紀の新古典主義建築群と現代建築やアートが河岸に共存するボルドーの姿は、日本に住む私たちにとっても、歴史と現代そして自然が共に歩んでいく道しるべの一つとなるでしょう。本展では、世界遺産都市ボルドーそのものを体感する視覚・聴覚のインスタレーションとともに都市・建築プログラムを紹介します。
ボルドーは市民との対話を経て都市を形づくってきました。市民に情報を開示するとともに議論が展開される重要な場の一つが、アルカン・レーヴ建築センターです。数々の建築展、教育プログラム、討論会などによって都市の将来像を市民と共有し続け、国際的に評価されています。本展は、アルカン・レーヴのプログラムに携わり、自らも建築デザイナーとして活躍中の2人のフランス人建築家から成るユニット、ビュロー・バロックのインスタレーション「月の家 La baraque de la lune」を中心に据え、写真や音、アルカン・レーヴの建築プログラムの資料などを通してボルドーの文化・環境・都市・建築を体感する空間となります。ビュロー・バロックはコミュニケーションの場づくりを重要視しており、長期滞在する彼ら自身が来場者と接する仕掛けも盛り込まれます。彼らは日本での展示にあたり「様々な災害を経て、本来あるべき指標が失われ、人間が唯一の資源となった」と語り、人間の結びつきを見つめ直し現在の状況を共有することの普遍的な重要性を訴えます。それは、市民との対話で育まれてきたボルドーという都市において、これまでも、これからも大切にされている要の部分でもあるのです。
ボルドーの文化を携えて現れる「月の家」は、他の場所を知ることで、私たち自身が住まうこの場所を新たな視点で見る機会となるでしょう。私たちの街の魅力は何なのか?どんな未来を望んでいるのか?思いを巡らせることで一人一人が街を形づくる主役であると気づくきっかけとなるよう願っています。
◆オープニングレセプション
日時:10月20日〔土〕 18:30〜20:00 入場無料・予約不要
◆ビュロー・バロック滞在日
日時:10月20日〔土〕 〜 10月30日〔火〕 14:00〜20:00
◆つかの間のカフェ Café éphémère
日時:10月27日〔土〕 〜 10月30日〔火〕
各日3回(各回定員8名)15:30〜/17:00〜/18:30〜
ボルドー発のデザイン食器でティータイムをお楽しみ下さい。
※参加料など詳細はウェブサイトでご案内します。
主催:三菱地所、三菱地所アルティアム、西日本新聞社
特別後援:ボルドー市、アンスティチュ・フランセ、福岡市姉妹都市委員会
特別協力:アンスティチュ・フランセ九州
後援:福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団
企画:ビュロー・バロック
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