古庄真理子 それぞれの光

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会 期
20241028日 -  20241103
開催時間
13時00分 - 19時00分
最終日は17:00まで
クリエイター在廊
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
販売有
子連れ
この情報のお問合せ
08061089556(久保)
gallerydalston.jpn@gmail.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
Gallery Dalston
住所
〒130-0023 東京都
墨田区立川1-11-2
最寄り駅
森下
電話番号
080-6108-9556

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

この度、古庄真理子の個展を開催いたします。
水の中から水面を眺めたときに、キラキラと光る泡粒のようなもの。絵の具を溶いた時に、じわりと滲む水玉たち。古庄は幼少の頃、そういったものたちの美しさに惹かれ、その様子を描くことが好きだったと言います。大人になるにつれ、進路を考えた時にファッションの道に進みますが、心の中では絵を描く想いをどこかにしまいきれずにいました。そうした中、気持ちと環境を一新したとき、銅版画に出会います。銅版画の様々な技法や美しさ、表現方法の奥深さに次第にのめり込んでゆきます。

工房のある、緑と空気が心地よい環境の中で制作するうちに少しずつ気持ちの赴くまま、自由に制作を出来るようになったと言います。形のない想いを描きたいという気持ちを、長い間心にしまったまま大人になってしまった今、描くという表現そのものが、幼い頃の自分の内なる想いを癒す行為でもあるようだと言います。

コロナ禍を機に、古庄は自宅でも制作できるガラス絵やメディウムはがし刷りという新しい技法の版画にも取り組み始めました。全ての技法に共通している「反転性や偶然性」から生まれる色彩の効果は、時には予測していたもの以上の仕上がりとなることもあり「自分以外のなにか不思議な力」が介在しているような、神聖な感覚になるのだと言います。彼女の作品からは光や音、空気感や湿度などといった心の記憶を呼び起こし、また、癒されるような抒情詩的な趣きがあります。今回「それぞれの光」というタイトルにもありますが、3種の技法による表現の違いもお楽しみください。

是非、古庄作品の魅力を間近でご覧いただけましたら幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。​​​​​​​​​

Gallery Dalston

季節ごとの空気や温度・光や風など、形のないものへの関心を創作モチーフに日々制作しています。
透明なガラスの裏に絵を描き、表から鑑賞するガラス絵は、色を重ねる順番や左右が通常の絵画とは逆になります。
反転や偶然性が面白い効果を生み出す感覚は、版画の世界に通ずるものがあります。

​本展では一版多色凹凸刷り銅版画・ガラス絵のほかに、アクリル画に使われるジェルメディウムを利用した新発想の版画、
ポリプレート版メディウムはがし刷り版画を展示いたします。
​3つの異なる技法を用いた作品群から放たれる「それぞれの光」をお楽しみください。

​古庄真理子

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