生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界

《アマリリス》1919(大正8)年頃 油彩、カンヴァス 夢二郷土美術館蔵

《アマリリス》1919(大正8)年頃 油彩、カンヴァス 夢二郷土美術館蔵

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    会 期
    20250118日 -  20250316
    開催時間
    10時00分 - 20時00分
    月土日祝:10時00分 - 18時00分
    入館は閉館 30 分前まで
    ※開催内容の変更や入場制限を行間う場合があるため、最新の情報は美術館公式HP等でご確認ください。
    入場料
    有料
    一般1700円(1500円) ペア券(一般2枚)2800円、大高生1300円(1100円)、小中生500円(300円)
    ※( )内は前売り・団体料金 ※前売券、ペア券の販売は、2024年10月12日(土)10:00~2025年1月17日(金)23:59まで販売。 ※団体は、15名様以上。 ※障がい者手帳をお持ちの方は美術館チケットカウンターで購入されたご本人と付き添いの方1名まで当日料金の半額
    この情報のお問合せ
    06-4399-9050(あべのハルカス美術館)
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    あべのハルカス美術館
    住所
    〒545-6016 大阪府
    大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
    最寄り駅
    天王寺
    電話番号
    06-4399-9050

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    2025年1月18日(土)~3月16日(日)の期間、あべのハルカス美術館にて「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」を開催いたします。
    大正浪漫の象徴であり、「夢二式美人」で一世を風靡した竹久夢二(1884-1934)は、明治から昭和前期にいたる日本近代芸術・文化の円熟した魅力をもっとも醸し出した芸術家でした。夢二は、絵画だけでなく雑誌や楽譜、本の装幀、日用品のデザインなど多岐にわたるジャンルで活躍し、彼の作品は、今もなお私たちを惹きつけてやみません。本展は、夢二郷土美術館が所蔵する選りすぐりのコレクションを中心に、最新の研究に基づく新たな視点から選んだ作品や資料約180点により、夢二の画業と魅力をご紹介するものです。是非会場で夢二の世界を心ゆくまでお楽しみください。

    見どころ
    1 80年の時を経て発見された、幻の油彩画《アマリリス》
    夢二が描いた現存する油彩画は約30点。本展では、新発見の《アマリリス》やアメリカから里帰りした《西海岸の裸婦》を含む油彩画13点を展示し、油彩画家・夢二の一面に光を当てます。

    2 初公開のスケッチで晩年の夢二をひもとく
    近年、約2年の外遊中に描いたスケッチが新たに発見されました。夢二の晩年に迫る貴重なスケッチの数々を、本展にて初公開します。

    3 色あせることのない夢二の魅力を、約180点の作品から展観
    画家、詩人、デザイナーなど活躍の場を広げ、時代を切り拓くパイオニアとなった夢二。今もなお愛され続ける夢二の魅力を作品とともに辿ります。

    注目作品①
    【新発見】幻の油彩画《アマリリス》関西初公開
    1919年9月に福島で開催された「竹久夢二抒情画展覧会」に出品され、その後、菊富士ホテル(東京)のオーナーに、夢二が長期滞在のお礼として贈ったといわれる作品です。1944年に閉館するまでホテルの応接間に掛けられていましたが、その後は所在不明となっていました。西洋絵画の要素を取り入れながらも、女性の表情や大きく描かれた手からは夢二らしさが感じられ、油彩画というジャンルで独自の画風を打ち立てようとする夢二の挑戦が垣間見えます。本作は、日本画のイメージが先行する夢二が、初期から中期にかけて油彩画も意欲的に制作していたことを裏付ける作品としても注目されています。約80年の時を経て、夢二郷土美術館の新たなコレクションとなり、この度、岡山、東京に続いて大阪で公開されることとなりました。

    注目作品②
    アメリカからの里帰り作品《西海岸の裸婦》
    夢二が外遊中のアメリカで描き、近年日本に里帰りをはたした油彩画の大作です。現存する油彩画約30点のうち、外国人女性の裸婦を描いたものは本作のみといわれており、抜けるように白い女性の肌を油彩で表現することに苦心した様子は、「モデル女よ、その色が俺の絵具箱にはないのだ…(以下略)」と綴られた日記からも垣間見えます。科学調査により、女性の肌には2種類の白い絵の具が使用され、また身体のラインを際立たせるためか、夢二が背景を緑一色から黄土色を重ねたストライプ柄に描き替えていたことも明らかになりました。作品の色調は全体的に明るく柔らかさがあり、流れる空気は穏やかな印象を受けます。外遊先で「油彩の裸婦像」という画題に挑戦し、新たな境地を切り拓いたという夢二の達成感や高揚感が伝わってくるようです。夢二は、帰国から1年が経たないうちに病気でこの世を去りますが、本作は、理想の女性像を追い求めた夢二が辿り着いた美人画の傑作といえる作品です。

    関連イベント

    1「夢二の愛と夢―新発見の作品に残されたロマンとともに」
     講師:岡部昌幸氏(本展監修者、帝京大学名誉教授・群馬県立近代美術館特別館長)
     日時:2025年1月18日(土) 13:30~15:00(13:00開場・受付開始)
     会場:あべのハルカス23階 ハルカス大学セミナールーム
     定員:70名(事前申込制、先着順)

    2「夢二郷土美術館コレクションと夢二芸術の原点」
     講師:小嶋ひろみ氏(夢二郷土美術館館長代理・学芸員)
     日時:2025年2月11日(火・祝) 15:00~16:30(14:30開場・受付開始)
     会場:あべのハルカス23階 ハルカス大学セミナールーム
     定員:70名(事前申込制、先着順)

    1、2いずれも
    申込期間:2024年11月18日(月)10:00~定員に達し次第終了
    申込方法:ハルカス大学WEBサイト https://harudai.jp
    ※聴講は無料ですが、本展観覧券(半券可)が必要です。※お申し込みは、お電話(06-6622-4815)、ハルカス大学受付(あべのハルカス23階キャンパスフロア)でも承ります。

    主催・協賛・後援

    主催:あべのハルカス美術館、産経新聞社、関西テレビ放送
    監修:岡部昌幸(帝京大学名誉教授・群馬県立近代美術館特別館長)
    特別協力:公益財団法人両備文化振興財団 夢二郷土美術館
    協力:竹久夢二学会

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