北斎の植物図鑑

「菊」双幅

「菊」双幅

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    会 期
    20240904日 -  20241110
    開催時間
    9時00分 - 17時00分
    入館は16時30分まで
    入場料
    有料
    大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    北斎館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    北斎館
    住所
    〒381-0201 長野県
    上高井郡小布施町大字小布施485
    最寄り駅
    小布施
    電話番号
    026-247-5206

    詳細

    展覧会内容

     桜、朝顔、菊、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線⼀本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によって様々な表情を見せてくれます。本展では、北斎が描いた植物の絵で展示室を埋め尽くし「北斎の植物図鑑」と題して、草木、花の世界をお楽しみいただきます。その中で北斎が得意とした筆づかいや様々な描法、独特な表現もご紹介いたします。晩年北斎が過ごした小布施は、緑豊かで華やかな花の町でもあります。そんな小布施で植物の世界を存分にお楽しみください。

     北斎館が所蔵する作品の中から植物が描かれたものを選び、種類や特徴を「図鑑」のようにまとめました。北斎が描いた植物の数は大変多く、その数はなんと100種類以上にものぼります。植物といっても千差万別で、草木や花はもちろん、大根や芋、梅にりんごなど野菜や果物も含みます。カエデやイチョウ、バラン、松の葉などあらゆる形の葉っぱもまとめられており、いかに北斎が様々な形の葉に興味を抱いていたかも伺えます。

     当時江戸の人々に好まれた植物や、現代の私たちにも親しみのあるおなじみの植物は、北斎の目にどのように写り、どのように描かれたのでしょうか。図鑑のページをめくるように、じっくりとお楽しみください。

    見どころ①
     花の町・小布施では古くから「巴錦」と呼ばれる菊の栽培が行われてきました。北斎はこの巴錦を作品の中に残しています。肉筆作品の「菊」には、数種類の菊が咲き乱れ、艶やかな色彩や繊細な筆づかいにより生命力豊かに咲き誇る姿が見事に表現されています。

    見どころ②
     版本の中にもたくさんの植物が登場がします。見開きのページいっぱいに描かれた植物は、本物の質感やみずみずしさが想像できるほど、一つ一つ特徴を捉え描かれています。よく知るものもあれば、見たことの無い植物もあるかもしれません。そんな時は、展示作品のキャプション隣の解説欄をご覧ください。植物の種類や特徴を記載しました。日本独自の植物の親しみ方や、江戸時代から好まれている草木など新しい発見があるかもしれません。

    見どころ③
     北斎が手本となって、絵を学ぶものたちに分かりやすく描き方を紹介した版本があります。弟子や多くの絵師たちはそれを参考にしたと言われています。今企画展では北斎に影響された絵師たちの作品もご覧いただきます。彼らたちが題材にした植物の魅力や北斎作品との比較もどうぞお楽しみ下さい。

    関連イベント

    〇学芸員によるギャラリートーク

    〇ワークショップ
    押し花作家 跡部由美子さんによる押し花作品を作るワークショップを10月19日(土)、10月26日(土)に開催予定

    ※詳細は公式HP(https://hokusai-kan.com/)トップページのイベント
    情報にてご確認ください。

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