開催時間 |
10時00分 - 20時00分
月土日祝:10時00分 - 18時00分 入館は閉館 30 分前まで ※開催内容の変更や入場制限を行間う場合があるため、最新の情報は美術館公式HP等でご確認ください。 |
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休み |
8月5日(月)
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入場料 |
有料 一般1,900(1,700)円、大高生1,500(1,300)円、中小生500(300)円 ※( )内は前売りおよび15名以上の団体料金。 ※前売券は4月27日(土)から7月5日(金)まで販売。 ※障がい者手帳をお持ちの方は、美術館チケットカウンターで購入されたご本人と付き添いの方1名様まで当日料金の半額。 ※チケット購入の際にプレイガイドによって各種手数料が発生する場合がございます。 |
この情報のお問合せ |
06-4399-9050 (あべのハルカス美術館)
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒545-6016 大阪府
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階 |
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最寄り駅 | 天王寺 |
電話番号 | 06-4399-9050 |
2024年7月6日(土)~ 9月1日(日)の期間、大阪・あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区)にてあべのハルカス美術館開館10周年記念「広重―摺の極(すりのきわみ)―」を開催いたします。
広重は、北斎とともに浮世絵版画の世界に風景画と花鳥画のジャンルを確立したことで高い評価を得ています。国民的な浮世絵師ともいえる知名度と人気を誇る広重ですが、大規模かつ総合的な展覧会は近年開催されていません。そこで、初期から晩年までの画業を総覧し、広重作品のすばらしさを再確認していただくとともに、あまり知られていない魅力的な作品を紹介し、広重のトータルなイメージを再構築します。
[見どころ]知っているようで、見たことない。日欧の至宝、大阪に集結。
◎風景画を中心に、初期から晩年までの広重の画業を、摺り・保存状態ともに極上の作品で総覧します
◎三大揃物、「東海道五拾三次(保永堂版)」「木曾海道六拾九次」「名所江戸百景」各シリーズの代表作を一堂に会します
◎代表的揃物、「本朝名所」、「東都名所(一幽斎がき)」、「近江八景」、「京都名所」、「浪花名所図会」、「江戸近郊八景」、「東都八景扇面」の全作品を前期、後期に分けて展示します
展示構成
第1章 雌伏の時代 文政期(1818~30)
広重が保永堂版「東海道五拾三次」で浮世絵師としての名声を確立する以前、雌伏の時期の美人画、役者絵、武者絵や時事主題の作品、摺物などを展示。
第2章 名所絵開眼 天保(1830~44)前期の名所絵
広重が独自のスタイルを確立した初期の風景画から、大ヒット作となった保永堂版「東海道五拾三次」、そして、名所絵の広重の名を確固たるものにした、上方や江戸の風景画シリーズを展示。
第3章 名所絵の円熟 天保(1830~44)中後期の名所絵
保永堂版「東海道五拾三次」の後の重要なシリーズであり、広重の名所絵の完成形ともいえる「木曾海道六拾九次」をはじめ、「本朝名所」(15枚揃・全図を前期展示)、「江戸近郊八景」(8枚揃・全図を後期展示)など、広重の魅力が遺憾なく発揮された風景画の数々を展示。
第4章 竪型名所絵の時代 弘化から没年(1844~58)の名所絵
風景画を多作していた広重は、自己模倣に陥ったかのように新鮮味が失われていくが、「六十余州名所図会」のシリーズで、新たに縦長の構図に工夫を試み、その努力の成果として、最晩年の代表作「名所江戸百景」が結実した。
第5章 広重の花鳥画
広重は名所絵において浮世絵史上最大の絵師であると同時に、花鳥画の分野でも最大の絵師であった。大短冊、中短冊、魚づくしなど、広重花鳥画の代表的な作品を展示。
第6章美人画と戯画
名所絵師として売り出して後、広重が再び美人画に筆を取り始めた天保末頃からの大判3枚続の美人画作品や、滑稽本「東海道中膝栗毛」を題材にした「道中膝栗毛」「膝栗毛道中雀」など、戯画風の作品を展示。
第7章多彩な活動
文学作品と融合した名品「和漢朗詠集」をはじめ、浄瑠璃(芝居)をモチーフにした作品、張交絵、絵半切、絵封筒、絵双六、千社札、絵入版本など、広重の多様な作品群を紹介。
第8章肉筆画の世界
広重が甲府に招かれて制作した道祖神祭りの大型の幕絵が、2点のみ現存しており、前期・後期に1点ずつ展示。また、出羽天童藩織田家の依頼を受けて制作した、俗に「天童広重」と呼ばれる掛軸作品や版画の版下絵など、肉筆作品を展示。
※会期中、展示替えがあります。
前期:7月6日(土)~ 8月4日(日)
後期:8月6日(火)~ 9月1日(日)
※他会場への巡回はありません。
■記念講演会 「歌川広重の画業―本展覧会出品作を中心に―」
講師:浅野秀剛(あべのハルカス美術館 館長)
日時:7月7日(日)11:00~12:30(10:30開場・受付開始)
会場:あべのハルカス25階会議室(17階からエレベーターにお乗りください)
定員:140名(当日先着順)
※聴講は無料ですが、本展観覧券(半券可)が必要です。当日、9:50より16階・美術館チケットカウンター前にて聴講券を先着順にて配布いたします。聴講券を事前にお受け取りのうえ、25階・会場受付にお越しください。
■ハルカス大学連携美術講座
「広重展のみどころ紹介 初摺りの魅力」
講師:藤村忠範(あべのハルカス美術館上席 学芸員)
日時:7月20日(土)13:30~15:00(13:00開場・受付開始)
会場:あべのハルカス23階 ハルカス大学セミナールーム
定員:70名(事前申込制、先着順)
「広重の旅日記からみる制作背景―甲府道祖神祭幕絵を中心に―」
講師:松田美沙子(山梨県立博物館 学芸員)
日時:8月4日(日)15:00~16:30(14:30開場・受付開始)
会場:あべのハルカス23階 ハルカス大学セミナールーム
定員:70名(事前申込制、先着順)
申込期間:2024年5月20日(月)10:00~定員に達し次第終了
申込方法:ハルカス大学WEBサイトhttps://harudai.jp/
※聴講は無料ですが、本展観覧券(半券可)が必要です。
※お申し込みは、お電話(06-6622-4815)、もしくはハルカス大学受付(あべのハルカス23階キャンパスフロア)でも承ります。
主催:あべのハルカス美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、朝日新聞社
協賛:竹中工務店、NISSHA
特別協力:ジョルジュ・レスコヴィッチ財団