どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより

歌川広重《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》1857(安政4)年、江戸東京博物館蔵[5/28から展示]

歌川広重《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》1857(安政4)年、江戸東京博物館蔵[5/28から展示]

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会 期
20240427日 -  20240623
開催時間
10時00分 - 18時00分
金曜日は20時00分まで
入館は閉館の30分前まで
休み
月曜日
(4月29日、5月6日、6月17日は開館)、5月7日(火)
入場料
有料
一般1,300(1,100)円、高校・大学生1,100(900)円、中学生以下無料
※( )内は前売料金[3/15~4/26オンラインチケットで販売] ※障がい者手帳等持参の方は200円引き(介添者1名は無料)
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
東京ステーションギャラリー
情報提供者/投稿者
開催場所
東京ステーションギャラリー
住所
〒100-0005 東京都
千代田区丸の内1-9-1【JR 東京駅 丸の内北口 改札前】
最寄り駅
東京駅
電話番号
03-3212-2485

詳細

展覧会内容

どうぶつさんに、会いに行く
江戸幕府創設からおよそ420年。江戸は、武士、町人、職人、農民といった人々の力によって都市として発展し、京都、大坂に続き三都のひとつとなりました。大都市江戸・東京の担い手であった人々は、どのように動物とかかわってきたのでしょうか。それを物語る美術品や工芸品など約240件を、江戸東京博物館のコレクションから選りすぐって紹介します(会期中展示替えがあります)。
本展は、2022年にパリ日本文化会館(フランス)で好評を博した「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展を拡充した凱旋帰国展です。画巻、錦絵、装飾品、郷土玩具などに登場する動物たちの多様な姿をお楽しみください。

いまはむかし、人々は沢山の動物と暮らしていたそうな
1603(慶長8)年、江戸に幕府が置かれ、街並みが整備されていきます。街では人々がネコや犬を可愛がり、時にゾウの見世物が話題となり、ウズラの声を競う会が催され、ウサギの飼育ブームが起きました。また、人々は郊外に出かけて野生の鳥の姿や虫の音に季節を感じたものでした。いまはむかし、一大都市となった江戸や東京における、動物と人々との関係を探ります。

ネコさん、トリさん、お馬さん……さんづけこそ日本の特質?
1877(明治10)年に来日した米国の動物学者、エドワード・S.モースは、日本人が動物に対して親切に接することに驚きました。動物の名に「さん」づけをして親しみを込めて呼び、人力車の車夫は道に居座る犬やネコを避けて走っていると記しています。

洗練されたデザイン/素朴なかたち
壮大な狩猟の記録画、歌麿や広重ら人気浮世絵師による錦絵など、多くの絵に動物たちは登場しています。さらに、動物たちのイメージはデザインモチーフへと昇華し、温かみのある郷土玩具や、精巧な工芸品にも用いられるようになりました。巨大都市における動物は、共生するだけでなく、さまざまに表現されて人々の生活を彩ったのです。

江戸東京博物館から選りすぐりの作品が大集結!
大規模改修工事のために休館中の江戸東京博物館。その収蔵品は61万点にも及びます。本展では膨大な収蔵品のなかから、浮世絵、工芸品、染織などをテーマ毎に展示し、江戸・東京において人々が動物をどのようにとらえ、表現していたのかを俯瞰します。最新の調査研究と初公開作品を含む充実した作品群をご紹介します。

東京会場だけの特別展示:東京の鉄道馬車
1882(明治15)年から1903(明治36)年まで、東京の大通りではレールの上を馬車が走っていました。「東京馬車鉄道」は、最盛期には300両の車両と2000頭の馬を擁していたといい、都市の交通を鉄道馬車も支えていたことがうかがえます。鉄道馬車の開業を知らせる華やかな錦絵3枚続、名所絵、玩具絵など、当時の版画を展示します。

会期中展示替えあり
前期:4月27日~5月26日 後期:5月28日~6月23日

主催・協賛・後援

主催:東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、NHK、NHKプロモーション
協賛:T&Ⅾ保険グループ

関連情報

※本展は、山梨県立博物館(2024年7月13日~9月2日)、愛知県美術館(2025年4~6月)、富山県水墨美術館(2025年7~9月)に巡回を予定しています

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