開催時間 |
13時00分 - 20時00分
|
---|---|
休み |
会期中無休
|
クリエイター在廊 |
有
10/14[土]、21[土]、28[土]、29[日] |
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
|
この情報のお問合せ |
tel 052-774-5599
|
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒465-0024 愛知県
名古屋市名東区本郷 1-43 The Apartment LiF F-1 |
---|---|
最寄り駅 | 本郷 |
電話番号 | 052-774-5599 |
石田典子は愛知県生まれ、岐阜県在住。2007年、名古屋芸術大学美術学部大学院同時代表現研究卒業。2011年、デンマークにてアーティストインレジデンス「International Art Workshop 2011」に参加。
2007年、ギャラリーすずき(京都)での個展開催以降、2008年「Yes/Noの三つ編み」L gallery(名古屋)、2011年「flowers」文化フォーラム春日井など個展、グループ展多数。
作品に登場する多くは植物や人、建物、身の回りの小さな世界で目に入るものをモチーフとしてきました。好きなもののみならず、例えば「家の庭に生えている全然抜けない大嫌いな雑草」など、ネガティブな感情を抱く対象すら石田にとっては心を動かすものの一つ。日常で自分の琴線に触れたものを丁寧に紡ぎ、観る者にそっと差し出します。
以下DMより)
庭に咲く花、仕事場の周りにある森、ペルーの博物館で出会った布のパターン、イスタンブール土産の割れた陶器マグネット、工房の汚れたテクスチャー、工場と道路を隔てる風に吹かれるまま斜めに倒れた〝便宜上生やされている〟木…カメラロールの中に入っている身の回りの風景は、自分の中でひっかかりがあってシャッターを切っているには違いないが、他人からすればどうでもいいようなものかもしれない。それらがすっかりストーリー性や属性、感情を失った頃、改めて己の手で扱えるようになる。漂白されたフォルムを集め、組み立て重ねていく。
はっきりとしていることなど一つもない。揺らぎながら、抽象と具象の間を往来しながら、自分でも無意識のうちに風景を紡いでいる。そこに立ち上がる新しい物語。ささやかでありながら「どこでもない」ではなく「どこにもない」物語を。