コレクション展 加納光於 色、光、そのはためくものの

加納光於《serpentinata》Ⅰ   2004年 油彩、カンヴァス 神奈川県立近代美術館蔵

加納光於《serpentinata》Ⅰ   2004年 油彩、カンヴァス 神奈川県立近代美術館蔵

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会 期
20230715日 -  20230924
開催時間
9時30分 - 17時00分
入館は16時30分まで
休み
月曜日
7月17日、9月18日を除く
入場料
有料
一般250円/20歳未満・学生 150円/65歳以上100円/高校生100円
※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。 ※企画展「挑発関係=中平卓馬×森山大道」の観覧券で、同日に限りコレクション展「加納光於 色(ルゥーパ)、光、そのはためくものの」をご覧いただけます。 ※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:8月6日、9月3日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。また同日は会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」となりますので、小さなお子様連れの方も、遠慮なくご覧ください。 ※その他の割引につきましてはお問い合わせください。 ※最新情報と来館に際してのお願いは美術館ウェブサイト等を確認してください。
展覧会の撮影
不可
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
神奈川県立近代美術館 葉山
情報提供者/投稿者
開催場所
神奈川県立近代美術館 葉山
住所
〒240-0111 神奈川県
三浦郡葉山町一色2208-1
最寄り駅
逗子・葉山
電話番号
046-875-2800

詳細

展覧会内容

加納光於(1933年、東京生まれ)は、豊かなイメージを追求してきた独行の作家です。1955年、銅版画集『植物』を自費出版し、翌年、詩人・批評家の瀧口修造(1903-1979)の推薦によりタケミヤ画廊の銅版画展に参加。金属版の腐蝕をめぐる独自の思考と、斬新な技法が生み出す幻想的で有機的なイメージは高く評価され、国内外で受賞が相次ぎました。1960年代に入るとそのモノクローム世界は一転。熱で変容させた亜鉛版に鮮やかな色の絵具を塗るなどしてプレスしたメタルプリントは、色彩版画の開花であると同時に、瞬時に生まれる色彩、その揺らぎに作家の意識を向かわせることになりました。その後、カラーインタリオ、リトグラフなど次々と表現を広げ、オブジェや本の装幀も手がけるなかで、1980年頃からは、色彩の波動とも言うべき油彩画を展開。その旺盛な創作活動は、90歳を迎えた今日も一貫しています。
当館の加納作品のコレクションは、初期のモノクローム版画を起点に、2013年、鎌倉館で開催した個展を機に収蔵された色彩版画、オブジェから成ります。本展ではそれらに加えて、作家から寄贈された新作を含む油彩画の数々を展覧します。加納が70年余にわたり問い続けてきた色と光の世界をお楽しみください。

展覧会のみどころ
多様な表現からめぐる「色」の旅
70年余に及ぶ創作活動を通して、加納は自らの「色」を一貫して問い続けてきました。その独自の思考は、瞬時に揺らぎ、移ろう物象の存在観と結びついています。本展では、版画、油彩、オブジェ、詩画集など、豊かな表現世界を通して、加納の「色」をめぐります。

新収蔵の加納光於作品のお披露目
2023年度、新たに作家から寄贈をうけ、当館の加納光於の作品は約200点に及ぶ充実したものとなりました。本展では、新収蔵作品を含む約100点の代表作によって、初期から現在までを紹介します。

新作を初公開
新作の油彩画《遠雷(あるいは見失った野兎)のための》Ⅰ、Ⅱ(2020-2023)を公開します。

主催・協賛・後援

主催:神奈川県立近代美術館

関連情報

葉山館 展示室2、3、4
7月15日(土)-9月24日(日) 企画展「挑発関係=中平卓馬×森山大道」

鎌倉別館
4月29日(土・祝)-9月3日(日) 企画展「吉村 弘 風景の音 音の風景」
9月16日(土)-11月26日(日) コレクション展「荘司 福 旅と写生/ドローイング」

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