開催時間 |
13時00分 - 18時00分
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休み |
日曜日,月曜日
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入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
可 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
tel/fax : 052-753-4638(長谷部)
mail : g-valeur@hotmail.co.jp |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒465-0094 愛知県
名古屋市名東区亀の井1-2-001 |
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最寄り駅 | 一社 |
電話番号 | 052-753-4638 |
工藤千紘(絵画、写真など)
齋藤里奈(立体)による二人展です。
臨床心理学者の河合隼雄さんの『中空構造 日本の深層』を読んで、様々な出来事や存在がそれぞれ異なる重荷や課題を抱えつつ動き続ける中で、その中心には何もない「無」がありながらも確かな存在としてあり、その「無」が中心であることで全体のバランスを保ち、相反する要素が共存できる、という価値観に出会いました。
これまで白か黒か、右か左かという二元的な考え方をしていた自分にとって、ドーナツの形のように、周囲と真ん中の空洞が調和して成り立つ関係性は、とても新鮮で、心に深く響きました。
そして、この感覚を「木漏れ日のようだ」と解釈しました。さざめき、影を作るその隙間に美しい光があり、その光が陽の傾きや風によって影になることもあれば、再び光に戻ることもあります。
影があるおかげで光は形を持ち続け、互いに支え合いながら存在し、輝き続けることができる。
そうした空間を今回の展示で表現できたらと思っています。