没後20年 ベルナール・ビュフェ 或る画家の航海

《ニューヨーク:マンハッタン》 油彩 1958年

《ニューヨーク:マンハッタン》 油彩 1958年

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    会 期
    20191005日 -  20201004
    開催時間
    10時00分 - 17時00分
    11月-1月:~16時30分まで、2月-3月: ~17時00分まで、4月-8月:~18時00分まで、9月-10月:~17時00分まで 
    休み
    水曜日(祝休日の場合は翌日休、GW、年末年始期間はHPで開館日おしらせ)
    入場料
    有料
    一般:1000円(900円)、高・大学生:500円(400円)、中学生以下:無料
    ※( )内は20名様以上の団体割引
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    ベルナール・ビュフェ美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    ベルナール・ビュフェ美術館
    住所
    〒411-0931 静岡県
    長泉町東野クレマチスの丘515-57
    最寄り駅
    三島
    電話番号
    055-986-1300

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容


    私は大海原を航海する一隻の小舟のようなもの。波は繰り返し押し寄せてくる。
    その波間を縫って何とか舵をとっているのです。波にもまれながら進んでいるのです。
    -ベルナール・ビュフェ

    ナチスの占領から解放され、第二次世界大戦が終結してまもなくのフランス。人々が戦後の喪失感から立ち直ろうとしていたその時代に、無口な青年の描いた絵が注目を集めました。
    画家の名はベルナール・ビュフェ。彼の作品はまさに時代を切り取り描いたものとして人々の共感を呼び、ビュフェは瞬く間に時代のアイコンとなりました。
    その後の約50年にわたる画家人生において、ビュフェは8000点を超える作品を生み出します。
    注目を浴びるがゆえの賛否両論の嵐の中、ビュフェは、終生さまざまな表現に挑みつづけました。

    ビュフェが71歳で亡くなって20年が経ちました。ビュフェという画家が世界を席巻した当時のことを覚えている世代がいる一方で、初めてその作品に出会う世代も多くなっています。本展では、当時の「ビュフェ現象」をふりかえりつつ、今、あらためてその作品にじっくりと向き合います。ビュフェがデビューした時代、人々が心に大きな空洞を抱え未来を探しあぐねていた空気は、今の時代、私たちが感じているものにも通ずるのではないでしょうか。画家、ベルナール・ビュフェの唯一無二の表現を、たっぷりとお楽しみください。

    1.没後20年 ビュフェとその時代をあらためて振り返る
    ベルナール・ビュフェが画家としてデビューしたのは、第二次世界大戦後まもなくのことでした。いくつかの展覧会への出品作で注目を集め始めていたビュフェは、1949年、19歳の若さで「批評家賞」を受賞し世間を驚かせます。当時の美術界は抽象表現主義へ、そして芸術の発信地がパリからアメリカ・ニューヨークヘと移り変わる真っ只中にありました。その流れに対抗する具象絵画の旗手として、フランス伝統絵画の新星として、若きビュフェには画壇の大きな期待が寄せられたのです。ビュフェの表現は、戦争の痛み、その時代の現実を描き出したとされ、「時代の証人」画家のひとりとして、当時の若者の心をとらえた「実存主義」「不条理」といった思想とも重ねられるようになりました。発言力のある美術批評家や文化人たちがこぞってビュフェについて語り、ビュフェの作品、そしてビュフェ自身までもが、まさに時代の申し子となっていったのです。ビュフェが登場した時代はどのような状況で、ビュフェはどのように受け入れられていたのか、当時の写真や雑誌の資料などを織り交ぜて振り返ります。

    2.「ビュフェ現象」を巻き起こした初期の作品群
    19歳で注目を集めたビュフェは、瞬く間に最もよく知られる画家の一人となりました。その多作ぶりと当時の注目度は、1958年に聞催した「回顧展」によく現れています。
    「ベルナール・ビュフェによる1944年から1958年までの100の絵画」と題されたこの展覧会が聞かれたのはビュフェが29歳のとき。30歳前にして、晩年の画家が生涯の作品を集めてひらく回顧展に匹敵する数の作品を制作していたこと、そして、販売をしない、美術館のような展覧会であったことも世間を驚かせました。ビュフェの作品を見ようと集まった10万もの人々は画廊のある通りを埋め尽くし、そのことがまた話題になったのです。当館収蔵品の中から、この回顧展を髪報とさせる初期の作品群を展示します。

    3.ベルナール・ビュフェの内面に迫る
    注目を浴びるがゆえの賛否両論の嵐の中、画家としてのビュフェの人生はけっして平坦なものではありませんでした。それでもビュフェは、人生の移り変わりとともにさまざまな挑戦を試み、ひたすら絵を描き続けました。自身について語ることの少なかったビュフェですが、自分には絵しかない、自分自身が絵の中に埋没してもよい、という言葉を残しています。ビュフェは「具象」にこだわり、形あるものを描き続けましたが、作品には彼の内面が表現されていました。ビュフェが生涯描き続けたモチーフや場所をたどりながら、画家ベルナール・ビュフェの内面に迫ります。

    ベルナール・ビュフェ美術館は、1973年、ビュフェが45歳の年に開館しました。戦争から復員した創設者がビュフェの作品に心を打たれたことからコレクションが始まり、現在では、初期から晩年までの作品約2000点(油彩以外に水彩、版画等を含む)を所蔵。ビュフェ本人も何度も訪れています。ビュフェの生涯の画業を追うことができる、世界で唯一の美術館です。

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