小高一民展

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会 期
20181113日 -  20181225
開催時間
12時00分 - 20時00分
スッタフ在廊 12:00から17:00
休み
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
03-6802-8122 (いりや画廊)
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
東京ガーデンテラス紀尾井町
住所
〒102-0094 東京都
千代田区紀尾井町1-3
最寄り駅
永田町
電話番号
03-6802-8122

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

小高一民氏は、彫刻家であり、真言宗の僧侶でもあります。常に「死」と向かい合い、寄り添い、そして「拝み・祈る」という日々の中で、制作を続けています。東京藝術大学在学中は石彫を学び、卒業後は様々な素材を扱いながら「生・性・死」の循環のひとコマに、現代の宗教観というフィルムを重ね合わせ、そこに独自の視点と形を投影することで、小高氏特有の作品を発表しています。
近年、小高氏は「乗(じょう)」をテーマにした作品を展示しています。「乗」とは仏教的な「救いの乗物」という意味をもち、その機能やカタチは様々です。しかし、そこには目的地までの過程を如何とするかという命題への洞察や希望が込められています。
筋斗雲(きんとんうん)のような乗物に乗っている『恋し天使』は小高氏の実娘が幼少のころ描いた「恋する人たちを見守り応援する」キャラクターが元になっています。このキャラクターから放たれる逆光に答える形で、僧侶・父・彫刻家である小高氏は、「乗」の車窓から見える生・性・死の“循環のひとコマ”を表現致しました。作品『恋し天使』は日常から立ち現れた現代の「飛天」とも捉えることが出来るかも知れません。
今展覧会では、作品に込められた思いを考えることで私たちの生とは何なのかを、楽しみながら考えるきっかけとなることでしょう。
                                            いりや画廊代表 中村茂幸

小高一民 略歴
1967 埼玉県加須市に生まれる(久喜市在住)
1991 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業
2005 大正大学仏教学研究科真言学専攻修士課程修了
2006 Studio GO-ZANZE 開設

個展
1996 個展 小高一民の彫刻(ときわ画廊)
1998 個展 小高一民の彫刻“HERO!?”(ときわ画廊)
2011 「SHELTER&SHELTER」 (プラザギャラリー)
2012 「イロハニホヘトチリヌルヲ-艶は匂へど散りぬるを」 (プラザギャラリー)
2014 個展 小高一民彫刻展 (メタルアートミュージアム-光の谷-)
2015 個展 小高一民彫刻展 「空・母」 (いりや画廊)

グループ展等
1994 KAJIMA彫刻コンク-ル入選
     埼玉県美術展覧会 教育委員会賞受賞
     日向現代彫刻展(大賞受賞)
1995 ’95宮崎現代彫刻空港展
     朝来2001野外彫刻展in多々良木’95 (入選)
1996 スタジオ・バンクハウス野外彫刻展
1997 荒川リバーアートコンテスト(佳作)
     Work's’97展(横浜市民ギャラリー)
     ストーンミュージアム石の彫刻展(香川県庵治町)
2000 Milestones for Peace(International Artists’Museum in Telaviv, Israel) 
2001 Attache Cace Project
      SMALL STONE EXHIBITION(プラザギャラリー)
     拡兆する美術TUKUBA2001(つくば美術館)
2002 群馬オープンスペースアートコンペ2002入選
2003 スタジオ・バンクハウス展(三鷹市芸術文化センター)
2005 我孫子野外美術展
2008 鶴ヶ島アートフェスティバル最終回 
2009 分岐点-埼玉県東北部(埼葛地域)の現代美術家たち(栗橋いきいき活動センター)
2010 分岐点(同上) 
2011 CAT展(グリーンホール相模大野) 
2012 リインカネーション交流展(青森県立美術館)
     蓮花展2012(ぎゃらりーFROMまえばし)
     石神の丘美術館リニューアル10周年関連行事「リインカネーション」展(岩手県岩手町)
分岐点オープンアトリエ2012
2013  プラザギャラリー25周年企画
「自画自賛ー新たな物語作りのためにー相関する空間と時間 小高一民vs高橋理加」」
(プラザギャラリー・東京アートミュージアム)
2016 かがわ・山なみ芸術祭 (香川県まんのう町)
2017 幸手アートさんぽ展 (埼玉県幸手市)
2018 幸手アートさんぽ展 (埼玉県幸手市)
     壁11㎡の彫刻展 (いりや画廊)

シンポジウム
1992 第8回播磨新宮石彫刻シンポジュウム
1993 第20回岩手町国際石彫刻シンポジュウム
1995 ’95木により彫刻青森展
1996 ’96木により彫刻in深浦
1999 中国桂林愚自楽園第7回国際彫刻シンポジュウム
2000 第1回彫刻シンポジュウムinあさむし(青森県浅虫温泉)
2001 Symposium du granit des marches de Bretagne(フランス・ブルターニュ地方)

50歳、二女一男の父。彫刻家として活動すると同時に、1999年に埼玉県栗橋町(現久喜市)にある真言宗豊山派八幡山阿弥陀寺定福院にて得度、同寺の僧侶となる(僧名:大谷宥仁)。奈良県長谷寺にて修行し、2000年に灌頂を受ける。
2005年3月、大正大学仏教学研究科真言学専攻修士課程を修了。仏教一般について、また、真言学を中心に研究を行う。学士論文のテーマは「『即身成仏義』における六大について」豊山学会賞受賞、修士論文は「弘法大師の仏身観」真言宗豊山派管長賞受賞。第21期詠歌研修所にて詠歌・和讃を習得。後、詠匠補となる。2011年1月 八幡山定福院住職を拝命。

主催・協賛・後援

主催:株式会社 西武プロパティーズ 総合企画:いりや画廊

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