髙木 大地 aspect 

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会 期
20180901日 -  20180930
開催時間
12時00分 - 19時00分
日 12:00-17:00
入場料
無料
この情報のお問合せ
KAYOKOYUKI
情報提供者/投稿者
開催場所
KAYOKOYUKI
住所
〒170-0003 東京都
豊島区駒込 2-14-2
最寄り駅
駒込
電話番号
03-6873-6306

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 この度、9月1日より KAYOKOYUKI では 3回目となるペインター高木大地 ( たかぎ・だいち ) による個展を 開催いたします。隣接する駒込倉庫にも拡大し、新作約 25 点を展示いたします。また初日のオープニング・パー ティーでは、オランダのアムステルダムへ渡欧する直前の髙木の壮行会も行います。

 大きな画面の中を、踊るように色面がひしめく。グラデーションや面の重なりはモニターから発せられる透 過光のようにあかるく、透明だ。

 高木はこれまで風景や静物をモチーフに、色面や形態によって構成された油彩作品を制作してきました。洞 窟のように閉じた空間、岩肌を照らすような光、朧げに光を反射する静物。キュビズム絵画のように幾何学的 に組み立てられた、どこか憂いをまとった画面。高木のキャンバスに対する真摯な姿勢は、2014年に東京オ ペラシティアートギャラリーで開催された「絵画の在りか」展や、2013年に府中市美術館で開催された「ダ イ チュウ ショー 最近の抽象」展に参加するなど、これまで大きな評価を得てきました。

 昨年4月に開催した個展から、高木の作品に大きな変化が生まれます。2016年のオランダでのレジデンス をきっかけに、色調はカラーチャートのように鮮やかになり、グリットやパターンの反復によって画面が秩序 立てられるようになります。こうして構成される絵画は、世界中で民族的なアイデンティや信仰の拠り所となっ ている「紋様」を思い起こさせます。それは人々の衣食住を彩り生活を支える、生きた抽象の姿に他なりません。

 会期中である 9月より、文化庁の助成により再び渡欧することが決定している高木はアイデアに溢れ、精力 的に作品を制作しています。豊饒さへと転向を遂げた高木の「ascept」(面、様相)を、どうぞご高覧ください。

高木 大地(たかぎ・だいち)は1982 年岐阜県生まれ。神奈川県在住。
2018年 9月より、文化庁新進芸術家海外研修制度を受けオランダのアムステルダムに滞在予定。
「Periphery」Foundation B.a.d (オランダ、2016)、「クール・インヴィテー ションズ 2」XYZ Collective (東京、2015)、「絵画の在りか」東京オペラ シティ・アートギャラリー (東京、2014)、「ダイ チュウ ショー 最近の抽象」 府中市美術館 市民ギャラリー / LOOPHOLE (東京、2013)、「SSS-expand painting」MISAKO & ROSEN (東京、2010)など。

http://daichitakagi.com

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Opening reception: 9月1日(土)18:00-20:00

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