中沢研展

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会 期
20180911日 -  20181124
開催時間
11時00分 - 19時00分
休み
日・月・祝
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
アンドーギャラリー
情報提供者/投稿者
開催場所
ANDO GALLERY
住所
〒135-0023 東京都
江東区平野3-3-6
最寄り駅
清澄白河
電話番号
03-5620-2165

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

中沢研は1970年東京都生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了。主な展覧会に「MOTアニュアル1999 ひそやかなラディカリズム」(東京都現代美術館)、「横浜トリエンナーレ2001」(パシフィコ横浜)などがあります。針金やテグスなど視覚的ヴォリュームが希薄な素材を用い、展示空間に呼応したインスタレーションを制作する作家として国内外で高い評価を得ています。

本展では「四角」と題された新作インスタレーションを発表いたします。「柵」のイメージから着想を得たという本作は、直径3mmの鉄材のみという最小限の素材で構成されています。床と平行に200×40cmの長方形の枠が上下2段あり、それを支えるようにして高さ65cmほどの鉄棒約20本を垂直に溶接したものがオブジェの基本の形となっています。これとほぼ同型のオブジェが計21体、ゆるやかに列をなして空間に配置されており、少し離れたところから作品を眺めると、個々のオブジェが互いに関連しながら全体を形作り、線で描かれた一つの絵画のようにも見えます。

昨年刊行された中沢の作品集『Ken NAKAZAWA』のなかで、星野太氏は次のように述べています。「中沢の作品において重要なのは、単純な線や面を構成する形態が、時に意味を付与された形象として現れたり、時にただの物体として知覚されたりする、その絶え間ない交替の運動そのものである。中沢の作品は、そうしたわれわれの認知作用そのものを批判にかけるのだ。《4列》をはじめとする中沢研の近作は、その作品を注意深く見る者のうちに、以上のような経験を惹起する。ただし、その引き金となっているのは、算術的な規則への傾倒でもなければ、物質的な現前への信仰でもない。そこで生じている形態の明滅は、この美術作家の紛れもない「理性」の産物である。」
中沢の提示する新たな世界をどうぞご高覧ください。

関連イベント

オープニングレセプション:9月11日 (火) 18:00-20:00

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