開催時間 |
11時00分 - 18時00分
土曜日、最終日:17:00まで |
---|---|
休み |
休廊日:日曜日
|
クリエイター在廊 |
無
|
入場料 |
無料 |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
販売有
|
子連れ |
否 |
この情報のお問合せ |
03-6262-1283
担当:滝野 |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒104-0031 東京都
中央区京橋1-1-10 西勘本店ビル3階 |
---|---|
最寄り駅 | 東京 |
電話番号 | 03-6262-1283 |
当画廊では3年ぶりとなる中尾彰(なかお・しょう/1904~1994)の展覧会を開催します。
島根県津和野町に生まれた中尾は、十代を満州で過ごし、絵は独学でしたが、独立美術協会の第1回展(昭和六年)から60回展まで出品を重ねた画家であり、多くの文人と交流を持つ詩人・随筆家でもありました。
清く、透明な感性でとらえられた作品と、清潔な人柄が人の心をつかみ、一時期は独立美術協会でも、写実画壇でも、中尾はスター的存在だったといいます。里見勝三は、協会展の折にはいつも自分の隣に中尾の絵を展示することを望んだと聞きます。
戦時中には子供のための美術運動を立ち上げ、童画の分野でも長く活躍をしました。特に坪田譲治は、著作の挿絵に長く中尾を指名していましたので、二人のコンビによる童話集や随筆集は60冊にもおよびます。
中尾彰の描く緑の野、緑の丘、緑の樹たちの、あたたかな、匂う絵の美しさは今も時代を超えた魅力を放ち続けています。
今回は油彩画約10点を展示致します。