ACT PRINT PROJECT 2

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会 期
20180213日 -  20180225
開催時間
11時00分 - 20時00分
※最終日は18:00まで
休み
月曜休館
クリエイター在廊
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
TEL 03-3341-3253
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
The Artcomplex Center of Tokyo
住所
〒160-0015 東京都
新宿区大京町12-9 アートコンプレックスセンター 2F
最寄り駅
信濃町
電話番号
03-3341-3253

詳細

展覧会内容

ACT PRINT PROJECT 2

アートコンプレックスセンターとHANGA PRINTSが協力し、版画/写真など「プリント」のさらなる普及を目指して企画立てられたACT PRINT PROJECT。作家とギャラリー間の連携を円滑に進め、より多くの作品を、よりたくさんの方の手に渡るよう、サポートしてまいります。魅力溢れる作品をどうぞお楽しみに!

■出展作家
石橋佑一郎/内山良子/大森弘之/小野澤久美/河村有佳/野瀬昌樹/安河内裕也/山口茉莉/大石照美

■作家紹介
石橋佑一郎 / ISHIBASHI Yuichiro

私は記憶をテーマとしていますが、記憶残るモノは日常に対し数パーセントにすぎないと思います。速いスピードで過ぎ去っていく日常を振り返ることもなく、記憶に残らない曖昧なモノを摘み集めてモチーフとしています。記憶と忘れていくモノとの境を探るかのように絵を作りたいと、モノの形はかなり簡単にしています。「曖昧な記憶」を描くということは、明確にするよりも簡略化することでモチーフに近づくことにもなります。また、それが絵を観る人に想像の余地を与えてくれるはずだとも思っています。

1986年 福岡県生まれ
2012年 多摩美術大学美術研究科博士前期課程絵画選考版画研究領域 修了
2013-2017年 多摩美術大学版画研究室助手
現在 武蔵野美術大学非常勤講師、九州産業大学非常勤講師、版画協会会員、版画学会会員

2011年 石橋佑一郎×高橋漠二人展「focuses」@galleria grafica bis/東京
2011年 第36回全国大学版画展 【美術館収蔵賞】@町田市国際版画美術館/東京
2014年 第82回日本版画協会展【賞候補・準会員推挙】@東京都美術館/東京
2014年 第9回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ【優秀賞】@高山
2015年 個展 ある日の、ちてん  @JINEN Gallery/東京
2015年 個展 近くのへだたり  @小杉画廊/神奈川
2017年 第23回鹿沼市川上澄生美術館木版画大賞展【準大賞】@栃木
2017年 アワガミ国際ミニプリント展 2017【アワガミファクトリー賞】@徳島
2017年 第85回版画協会展【準会員最優秀賞・会員推挙】@東京都美術館/東京

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河村有佳 / KAWAMURA Yuka

人は幸福になりたいと思いながら、悪い心に邪魔され自己が揺れ動いてしまうが、感情を抑え、相反する行動を取ることもできる。
人間の矛盾性について考え絵を描いています。

2014年
GALLERY SELECTION/GALLERY b.TOKYO/銀座
グループ展示/雲南県市役所/台湾
2015年
FINE ART/UNIVERSITY SELECTION 2015-2016/筑波大学美術館/つくば市
2016年
新人選抜レスポワール展 河村有佳個展/銀座スルガ台画廊/銀座
2016 版画選抜展/銀座スルガ台画廊/銀座
2017年
PICK UP THE PIECES 2017/JINEN GALLERY/日本橋
ACT PRINT PROJECT /The Artcomplex Center of Tokyo/信濃町
868788展/The Artcomplex Center of Tokyo/信濃町
版画の在る空間-現代版画と文化財建築-/旧田中家住宅/埼玉県川口市

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野瀬昌樹 / NOSE Masaki

このシリーズを私は「きりかむろ」と呼んでいます。版画制作の傍ら10年以上細々と続けてきました。途中、半年以上空くこともあり日記とも言い切れない不思議なものです。
「きりかむろ」とは昔、髪を結うことのできない子どもの事をいったそうです。子どもの戯れ言と思って御観覧下さい。

1985年 埼玉県生まれ
2009年 平成20年度東北芸術工科大学学長奨励賞
2010年 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース版画専攻卒業
2012年 東北芸術工科大学芸術工学研究科修士課程芸術文化
     専攻洋画研究領域修了

2008年 第4回山本鼎版画大賞展 優秀賞 (上田創造館 長野)
2009年 第34回全国大学版画展 収蔵賞 (町田市立国際版画美術館 東京)
2010年 ヤングアート台北 (art data bankより出品 台湾)
     あおもり国際版画トリエンナーレ2010 (ACAC 青森)
2012年 ピュシス-萌芽する版画家たち-東北芸術工科大学 (養清堂画廊 銀座/羊画廊新潟/鹿島神社参集殿 福島/恵埜画廊 山形)以降毎年
2014年 森域 野瀬昌樹個展(ギャラリーオル・テール 東京)
2015年 Contemporary Japanese Printmakers(Davidson galleries米国)
2016年 Dayton/Kyoto Print Exchange: STORM(スプリングフィールド美術館 米国)
2017年 野瀬昌樹銅版画展(ギャラリーカノン 東京)
     第10回高知国際版画トリエンナーレ展 (いの町紙の博物館 高知)  

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大石照美 / TERUMI OISHI

私が制作に向かうとき、私自身との繋がりを強くイメージ出来る人物を思い浮かべ、手を動かしています。その人物と私の関係性をイメージしながら画面を構成し、関係性のなかに行き交う感情を色彩に置き換え、色をのせています。構成された画面の線は、その人物との間を取り巻く空気感、色彩においては人物に対しての情感を、表現したいと考えています。
そうして生まれる作品は、私と制作時にイメージした人物との繋がりが可視化された『境界』に似たものだと感じています。

1988年 東京生まれ
2011年 和光大学卒業
2013年 女子美術大学大学院修士課程美術専攻版画研究領域 修了

2013年 「日本版画協会 第80回版画展」東京都美術館 上野
     「女子美術大学大学院修了作品展」シロタ画廊 銀座
2014年 「個展」Oギャラリー 銀座
     「日本版画協会 第82回版画展」東京都美術館 上野
     「大石照美&下川智美二人展」art gallery closet 西麻布
2015年 「個展」Oギャラリー 銀座
2016年 「日本版画協会 第84回版画展」東京都美術館 上野
2017年 「ACT PRINT PROJECT 」 The Artcomplex Center of Tokyo 東京
     「個展」Oギャラリー 銀座

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大森弘之 / OMORI Hiroyuki
Facebook - https://www.facebook.com/hiroyuki.omori.9
Instagram - https://www.instagram.com/hiroyuki__omori/
Amebaownd - https://omori-hangakukan.amebaownd.com/

私たちは何者で、どこから来て、どこに行くのか。あらゆる情報が無作為に飛び交い、科学の進歩が急速に進むこの時代に私は何を描こうとするのか。モノの本質をみつめること。コトの出発点を妄想すること。変動する物事の中で不変的・普遍的なものに目を向けること。目に見えない力の存在を描いた絵が今必要なのだと、生意気にも描いている。

1991年 茨城県出身
2014年 東北芸術工科大学 芸術学部版画コース 卒業
2016年 東北芸術工科大学大学院 芸術工学研究科洋画研究領域 修了
現在   日本版画協会 準会員
     プリントザウルス国際版画交流協会 会員

2015年
「版画の彩展2015 第40回全国大学版画展」 町田市立国際版画美術館収蔵賞 町田市立国際版画美術館(東京)
「CWAJ現代版画60周年記念大賞展」 審査員特別賞(猿渡紀代子氏選)  東京アメリカンクラブ 
2016年
「中華民国第17回国際版画ビエンナーレ」 国立台湾美術館(台湾)
「日本版画協会 第84回版画展」(賞候補) 東京都美術館
「日仏版画交流展 印象、Inshou、impressions croisees」 ギャラリーManifestampe(フランス)
2016CWAJヤングプリントメーカー賞(YPA賞)
2017年
「第61回 CWAJ現代版画展」 ヒルサイドフォーラム(東京)
「第10会高知国際版画トリエンナーレ展」 いの町紙の博物館(日本)
「日本版画協会 第85回版画展」 東京都美術館(東京)
「版画展SELECTION」 GALLERY NATSUKA(東京)

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小野澤久美 / ONOZAWA Kumi
kumionozawa.wixsite.com/kumionozawa

あなたが自己紹介をするとき、一体何を話すだろうか。例えば名前から始まって、生まれた土地、好き嫌いなもの、趣味やマイブームと会話は進んでいく。自分自身を説明しながら思い出すものは、過去の記憶の中にある「もの」かもしれない。私が制作する作品には、どれも記憶の中で引っかかりのあるモチーフを選び、版の上で組み立てて1つのシーンを表している。その行為は、ある種の日記や証明書を制作している感覚に近い。

1994年 東京出身
女子美術大学 大学院美術研究科 版画研究領域 在中

女子美術大学短期大学部 卒業/2015
女子美術大学芸術学部洋画専攻 卒業/2017

2014年「第39回大学版画展」 町田市立国際版画美術館/東京
2015年「座・高円寺アートアワード」 座・高円寺/東京
    「版画の断層3」 東北芸術工科大学 本館7階ギャラリー/山形
2016年「第41回大学版画展」 町田市立国際版画美術館/東京
2017年「卒業制作有志展」 Galleryうぇすと/東京
    「東京五美術大学連合 卒業・修了制作展」 国立新美術館/東京
    「短大若手卒業生による絵画展」 上海交通大学/中国
    「版は異なもの味なもの展 参」 The Artcomplex Center of Tokyo/東京
    「小野澤久美 銅版画蔵書票展」 LE PETIT PARISIEN/東京
2018年「ACT PRINT PROJECT 2」 The Artcomplex Center of Tokyo/東京

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内山良子 / UCHIYAMA Ryoko

暗闇の中に光が差すと何とも素敵。という風に考えたのが今回の作品の素となりました。思い返せば幼少の頃より、窓辺からもれる家々の明かりというものが無性に好きでした。それはきっと、そこに人々の暮らしや温もりというものが自然と感じられたからだと思います。私はいわゆる鍵っ子で、帰る家はいつも暗かった。だから建物に光が灯っているというシチュエーションは、とても焦がれる情景なのです。そんな温度がある夜の風景を自分でも作ってみたくて、影を墨色の絵の具に、光を和紙の白さに託して木版画にしました。

1979年 横浜生まれる。
2003年 女子美術大学卒業
2005年 女子美術大学大学院修了
04年版画協会奨励賞、春陽会奨励賞05年春陽会奨励賞、福沢一郎賞
現在、版画協会準会員/春陽会会員/プリントザウルス会員/版画学会会員
〈作品収蔵〉女子美術大学美術館/町田国際版画美術館

2008年 内山良子/OUTSIDE OVER THERE/OKUDA Are & Craft/埼玉
2011年 内山良子の木版画/ OKUDA Art & Craft/ 埼玉
2014年 内山良子木版画展/SAN-AI GALLERY/東京
    内山良子木版画展/誠文堂/神奈川
2015年 国際青年版画交流展/国立台南生活美学館/台湾
2016年 空想植物「ざわざわ」/汐花/ 東京
2017年 2人展「monochrome」/誠文堂/神奈川
    2人展「想像の…」/Gallery ジ・アース/神奈川
    版画のある空間/旧田中邸/埼玉
    内山良子木版画展/MBmore/台湾

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山口茉莉 / YAMAGUCHI Mari

主に、空想建築をテーマに制作しております。
これらの構造物は、過去の遺物然とした構造物ーモノリスであったり、
近未来からの幻影のようであったり、時間を揺るがすモチーフとなって
表出するイメージなのです。

1983年 愛知県生まれ、神奈川県で育つ
2006年 女子美術大学卒業(卒制買上げ賞)
2007年 全国大学版画展(買上げ賞)
2008年 女子美術大学大学院修士課程修了
2008-2011年 女子美術大学 版画研究室専任助手 他
2014年 JADE BOOKBINDING STUDIOにて製本研修(イギリス)
2012年 現在 女子美術大学非常勤講師、絵画教室、カルチャー講師、他

2015年 個展「空想建築」/ JINEN GALLERY(東京)
2016年 個展「空想建築-Towers-」/ JINEN GALLERY (東京)
     個展「空想建築のある風景」/ Galerie TURM(東京)
2017年 ACCアートフェア JINEN GALLERYブース/ ACC (東京)
     内山良子・山口茉莉二人展「空想の、」/ ジ・アース (神奈川)
     個展「空想建築-in the Air-」/ JINEN GALLERY (東京)
     川口市ギャラリー企画10人展「版画の在る風景」/ 旧田中家住宅(埼玉)
     LittleChristmas2017展に参加

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安河内裕也 / YASUKOCHI Hiroya

http://hiroyayasukochi.wixsite.com/the-artist-jp

私は人間の発展と欲望の果てに迎える静けさを表現しています。人間の発展と欲望とは、螺旋塔や高層ビルとして象徴され、果てとはそんな文明の崩壊であり、人間の死を意味します。しかしながら、それは同時に自然への回帰であり、新たな生命の息吹でもあります。そんな激動の循環の中で、死から生に転移する境界の空気・気配・状態の感覚を私は「静けさ」として表現しています。それは例えばお祭りや嵐の後の興奮の残る寂しげな様子や、あの地震が起きた次の日、詰め込まれた常磐線の車窓から広がる青い空を見たときのような感覚です。

1985年 山口県防府市出身
2009年 福岡教育大学卒業
2012年 東京藝術大学大学院修了
現在  日本版画協会準会員
 主に銅版画・ドローイングを国内外で発表。近年では、プラスチック板を用いた凹版画技法により2m前後の大版画の制作・発表に力を注ぐ。

2012 中華民国国際版画ビエンナーレ /国立台湾美術館 /台湾
2014 安河内裕也 銅版画創作個展「0からの風景」/GALERIE SOL /東京
2015 バンコク国際版画・素描トリエンナーレ /バンコクアート&カルチャーセンター /タイ
2016 版表現とインスタレーション」展 /ギャルリー志門 /東京
2016,2017 色々かたち  東京藝術大学新進作家展? /東京藝術大学大学美術館ミュージアムギャラリー /東京
2009-2017 日本版画協会版画展 /京都市立美術館東京都立美術館 /京都・東京
2015-2017 九州・沖縄版画プロジェクト-北と南の版画展- 交流小作品展 /ギャラリーおいし /福岡
2014-2017 GENSO TURMA “OSMOSE-KIRAMEKI” /フランス
2017 Sphinx展 -安河内裕也?河村有佳 2人展- /The Artcomplex Center of Tokyo /東京
2017,2018 ACT PRINT PROJECT /The Artcomplex Center of Tokyo /東京

関連イベント

[ワークショップ]
刷り損じの版画で「イースターBOX」を作ろう!
2018年2月17日(土) 15:00- 1h程度

平均:0.0 
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