開催時間 |
10時00分 - 18時00分
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休み |
日・月・祝
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
taimatz
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒101-0031 東京都
千代田区東神田1-2-11 |
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最寄り駅 | 馬喰町 |
電話番号 | 03-5820-8088 |
2月10日から、松江泰治の個展「東京軍艦島」を開催いたします。
本展では、軍艦島(端島)が廃坑となって9年後の1983年に、松江が無人島を撮影した、未発表の新作160点を展示いたします。
松江泰治 (まつえ たいじ)
1963年東京生まれ。現在、東京にて制作活動。
1987年東京大学理学部地理学科卒業。
1996年第12回東川賞新人作家賞受賞。2002年第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2012年第28回東川賞国内作家賞受。2013年第25回「写真の会」賞授賞。
2006年「JP-22」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡)、2011年「アーティスト・ファイル2011―現代の作家たち」(国立新美術館、東京)、2012年「世界・表層・時間」(IZU PHOTO MUSEUM 、静岡)、2014年「青森EARTH」(青森県立美術館、青森)、札幌国際芸術祭(札幌)、2015年「俯瞰の世界図」(広島市現代美術館、広島)ほか、2014年よりスイス、ポーランド、ドイツの3カ国を巡回したグループ展「Logical Emotion」(ハウス・コンストルクティヴ美術館/クラクフ現代美術館/ザクセンアンハルト州立美術館)など国内外の個展、グループ展、芸術祭等に多数参加。
また、東京国立近代美術館(東京)、国立国際美術館(大阪)、サンフランシスコ近代美術館(アメリカ)など国内外多数の美術館に作品収蔵。
若き松江は九州旅行中、端島へ辿り着いた。
早朝から夕方までの制限時間内に、広い島内を駆け足で撮り続けた。各種の焦点レンズとフラッシュも抱え、20才の松江にとって可能な限りの多彩な技法を駆使して撮り続けた。
それは松江にとって「それまでの技術を集約して、丸一日で撮り終えた集大成」となった。
そして2017年に作品化。
それは「松江泰治」に至る以前の、ある意味無色透明な作品群だからこそ、現在の松江泰治自身による、読み直しともいうべき編集が可能だったのであろう。
意図的に主観を排し撮影をする現在の松江泰治が、若き日の彼自身をキュレイションする展覧会。「二人の作家」の視線が交錯する空間を体感してください。
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