開催時間 |
11時00分 - 19時00分
土曜 18時00分まで |
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休み |
日・ 祝
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
EMON PHOTO GALLERY
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒106-0047 東京都
港区南麻布5-11-12 togoBldg, togo Bldg. B1 |
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最寄り駅 | 広尾 |
電話番号 | 03-5793-5437 |
EMON AWARDは、写真・映像の新しい表現に挑む作家にフォーカスする公募展。
ドキュメンタリー、コンセプチュアル、映像作品など107名の個性的な作品が寄せられました。各界から審査員を招き、ファイナリスト8名による公開プレゼンテーションの結果、今回のEMON AWARDではスライドを用いてドライブ感のある提案をした香川出身のアーティスト・山田弘幸が見事グランプリに。特別賞では西井知早、吉田亮人が受賞し、それぞれが個展のチャンスを獲得しました。
6月17日より、展覧会タイトル『Fragment』山田弘幸のソロエキシビションを開催致します。展示会場を意識した彼のサイトスペシフィックなインスタレーションを、どうぞご高覧ください。
エモン・アワード第5回審査員
飯沢耕太郎( 写真評論家)/岩渕貞哉 (美術手帖編集長)/河内タカ( amanasaltoディレクター)/鈴木芳雄( 編集者、美術ジャーナリスト)
山口裕美( アートプロデューサー)/藪前知子( 東京都現代美術館学芸員)/フェリエ 肇子( アート・建築コーディネーター)/小松整司( EMON・ディレクター)
被写体や技法に依存しない(偶然が関与した際に顕れるドキュメンタリー特有の)瑞々しさに触れるような極めて感覚的なもの。もし写真の魅力は?と問われたら、それはひとつの回答になるかもしれません。
しかし、山田弘幸の場合、そうした瞬間を切り取る写真とは違うのは明らかです。時間や意識の流動で起こるイメージの断片(Fragment)を写真で記録し、彼が言う『画像の進行形』を繋ぎ合わせてイメージの可視化を試みます。
内に宿る光と影がぶつかり、突き破ってくるもの。それは、身体の内から沸き立つ熱に似た正体不明の衝動であり、簡単に解き明かせられるものではないかもしれません。思考によるコンセプチュアルな表現とは対極に属し、写真であって写真ではない、新たな挑戦を続けながら先へと向かっているようです。
写真、ドローイング、映像を組み合わせ、独特な特殊転写技法によって表された山田弘幸の世界観が多くの審査員を唸らせたその理由、そして未来へ向かう日本の現代写真の多様性の一端をご覧いただきたいと思います。
小松整司 EMON・ディレクター
山田 弘幸1975 -
HiroyukiYamada
香川県生まれ。伝統刺青師として活動後、2009年に中米へ。帰国後、独学で写真を学び、写真表現を中心とする美術家に転身。
2011年から毎年、旧日本銀行広島支店にて
6.17 fri 18:00 ~オープニングレセプション
オープニングイベント アーティストによるプロジェクション・プレゼンテーション1
6.25 sat 15:00 ~ライブイベント
プロジェクション・プレゼンテーション2 & 飯沢耕太郎氏とのトークショー
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