藤田嗣治展

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会 期
20130708日 -  20130831
開催時間
11時00分 - 20時00分
休み
年中無休 ※但し8/5,6休廊 画廊メンテナンスの為
この情報のお問合せ
E-mail: ncb@tamenaga.com 担当:西山
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
ギャルリーためなが 大阪
住所
〒540-0001 大阪府
大阪市中央区城見1-4-1 ホテルニューオータニ大阪1F
最寄り駅
大阪城公園
電話番号
06-6949-3434

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

このたび、ギャルリーためなが大阪では「藤田嗣治展」を開催致します。
藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886-1968)は、東京美術学校を卒業後フランスに渡り、シャガール、キスリング、パスキン、スーチン、モディリアニらと共にエコール・ド・パリの代表的画家として活躍しました。

当画廊の創業者、爲永は1950年代の渡仏以降、藤田嗣治とは画商としてだけではなく、友人として親交を結んでおりました。フランスに帰化した藤田にとって、爲永は日本との関係を繋ぐ唯一の存在でもありました。実際、爲永は藤田より託され、幾多の名品を日本に持ち帰り、皆様に紹介しております。藤田はアトリエを頻繁に訪れていた爲永に、作品について助言を求めることすらありました。また、ある時は目を瞑ったまま見事なデッサンを描き、彼の卓抜したデッサン力を披露したりするなど、二人は多くの時間をアトリエで共に過ごしました。『私は西洋画の立体感を浮世絵の線のみで表現することを試みている。線描こそが私の芸術の本質だ』。藤田はその信念を爲永に告げました。極細の面相筆が描く優美な藤田の線描は、浮世絵に、殊に歌麿に学んだ技術です。パリに渡った藤田は、すぐさま西洋画の立体感を日本の伝統芸術の線のみで表現し、《世界のFOUJITA》になる決意をしたと胸中を語りました。
日本国籍を捨てた藤田は、晩年日本の地を踏むことはありませんでした。しかしながら、爲永には幾度となく帰郷の念を打ち明けています。日本を深く愛し続けながらも日本人画家としてパリに生きた、当画廊に最もゆかりの深い画家、藤田嗣治の作品、素描40点、油彩10余点を一堂に展覧致します。藤田嗣治の素晴らしい線描をご鑑賞戴ければ幸いです。

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