コスチュームジュエリー ―美の変革者たち― シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションより

スキャパレッリ《ネックレス「葉」》、デザイン/制作:ジャン・クレモン、1937年頃、クリアエナメル彩メタル、メタルメッシュ、個人蔵

スキャパレッリ《ネックレス「葉」》、デザイン/制作:ジャン・クレモン、1937年頃、クリアエナメル彩メタル、メタルメッシュ、個人蔵

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    会 期
    20240908日 -  20241215
    開催時間
    9時30分 - 17時00分
    最終入館時間16時30分
    休み
    月曜日
    9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
    ※ただし9月16日(月)、9月23日(月)、10月14日(月)、11月4日(月)は開館
    入場料
    有料
    一般 1,000 円(800 円)、大学生・高校生 800 円(640 円)、中学生・小学生 600 円(480 円) ※( )内は 20 名以上の団体割引料金
    ※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者(1名)は無料。 ※宇都宮市在学または在住の高校生以下は無料。宮っ子の誓いカードまたは学生証をご提示ください。 ※毎月第 3 日曜日(9月 15 日、10 月 20 日、11 月 17 日、12 月 15 日)は「家庭の日」です。高校生以下の方を含むご家族が来館された場合、企画展観覧料が一般・大学生は半額、高校生以下は無料となります。※11 月 3 日(日・祝)「文化の日」は、宇都宮市民は観覧無料です。
    ご来館の際は住所が確認できる身分証明書をご提示ください。
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    宇都宮美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    宇都宮美術館
    住所
    〒320-0004 栃木県
    宇都宮市長岡町1077
    最寄り駅
    宇都宮
    電話番号
    028-643-0100

    詳細

    展覧会内容

    ―――解き放たれた、自由な輝き。

    20 世紀はじめ、ポール・ポワレが嚆矢となり、シャネルによって広く普及したコスチュームジュエリー。宝石や貴金属といった素材の既成観念から解放され、優れたデザインや衣服との組み合わせの魅力によりパリのモード界を席巻、やがてアメリカへも伝わりました。本展はコスチュームジュエリーの展開を包括的にご紹介する日本初の展覧会です。
    ディオールやスキャパレッリなどオートクチュールのコレクションのために生み出された作品はもちろん、ジュエリー工房による精緻なネックレスやブローチに、リーン・ヴォートランやコッポラ・エ・トッポらによる独創的な逸品、そしてミリアム・ハスケルやトリファリに代表される、幅広い層に支持されたアメリカン・コスチュームジュエリー。これらを、国内随一のコレクションから選りすぐり、 400点あまりの作例を通じてご紹介するとともに、各デザイナーが素材の自由を獲得することで生み出した、それぞれの様式美を探ります。

    みどころ
    1. オートクチュールのコスチュームジュエリー
    第1章では、コスチュームジュエリーの先鞭をつけたデザイナー、ポール・ポワレのマスクが出迎えます。細かなガラスビーズなどを繊細に縫い付けた夜会用マスク「深海」は、デザイナーの自由な発想とそれを支える職人たちの技術の協働がもたらす豊かなコスチュームジュエリーの黎明を象徴しています。シャネル、ディオール、スキャパレッリらポワレに続く革新的なデザイナーによって監修された作品群を通観します。

    2. ヨーロッパのコスチュームジュエリー
    第2章では、ヨーロッパの様々な工房によるクチュールジュエリーを集積します。独自のガラス技法を駆使したメゾン・グリポワ、ヴェネチアンビーズを効果的に使用したコッポラ・エ・トッポなどの工房によるオリジナル作品だけでなく、シャネル、ランバンなどのオートクチュールメゾンへ提供された作品も一堂に会します。 新しい素材、技法によって生み出された、 ファインジュエリーの模倣に縛られない、自由なデザイン・質感をお楽しみいただけます。

    3. アメリカのコスチュームジュエリー
    第 3 章では、 ヨーロッパから伝播し浸透していくなかで、 素材やモチーフなどにおいて自由でユニークな発展を遂げたアメリカのコスチュームジュエリーを紹介します。優雅で穏やかなデザインのミリアム・ハスケルや、映画を通して羨望の的となった煌びやかなジョセフ・オブ・ハリウッドなど、 その幅広いスタイルを示します。また、多様な素材の作品に着目したコーナーでは、意匠の奇抜さだけでなく、新しい可能性を模索したデザイナーたちの自由かつ貪欲な姿勢が読み取れます。

    4.ドレスとコスチュームジュエリーのコーディネート
    本展は2023年10月より始まった巡回展です。本展4会場目となる宇都宮美術館では、新たにシャネル、ディオール、イヴ・サンローランのドレスやスーツを紹介します。ドレスに合わせてコーディネートしたコスチュームジュエリーをともに展示する試みも見どころの一つです。

    関連イベント

    講演会
    講師:小瀧千佐子氏(本展監修者、コスチュームジュエリー研究家)
    日時:9 月 15 日(日) 14:00~15:30(13:30 開場)
    会場:宇都宮美術館講義室
    定員:150 名(先着順) ※要企画展チケット、事前申込不要

    ワークショップ
    「ヴェネチアンビーズで楽しむ手作りネックレス」
    講師:小瀧千佐子氏(本展監修者、コスチュームジュエリー研究家)
    日時:9 月 29 日(日) ①10:30~12:30 ②14:00~16:00
    参加費:8,000 円
    定員:各 12 名(1 組につき 4 名まで) ※要企画展チケット
    ※事前申込制。申込方法は美術館 HP をご確認ください。

    担当学芸員によるギャラリートーク
    日時:10 月 19 日(土)、26 日(土)、11 月2日(土)
    各回 14:00~ ※要企画展チケット、事前申込不要

    主催・協賛・後援

    主催:宇都宮美術館、下野新聞社
    監修:小瀧千佐子
    特別協力:William Wain(コスチュームジュエリー研究家/イギリス、ロンドン)
    学術協力:Deanna Farneti Cera(コスチュームジュエリー研究家/イタリア、ミラノ)
    協力:chisa、株式会社世界文化社
    企画協力:株式会社キュレイターズ
    後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

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