北斎と感情

『潮来絶句集』

『潮来絶句集』

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会 期
20240406日 -  20240609
開催時間
9時00分 - 17時00分
入館は16時30分まで
入場料
有料
大人1000円 高校生500円 小中学生300円
作品の販売有無
展示のみ
この情報のお問合せ
北斎館
情報提供者/投稿者
開催場所
北斎館
住所
〒381-0201 長野県
上高井郡小布施町大字小布施485
最寄り駅
小布施
電話番号
026-247-5206

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

 それが悲劇であれ喜劇であれ、登場⼈物の感情の起伏は物語の⼤切な魅⼒の⼀つでしょう。江⼾の⼈々が楽しんだ物語も例外ではなく、北斎が⼿掛けた版本の挿絵には、様々な感情を⾒つけることができます。
 北斎は、40代半ば頃から読本挿絵の分野で活躍します。曲亭⾺琴や柳亭種彦といった戯作者とタッグを組んで世に送り出した読本作品は、江⼾の⼈々の⼼をつかみ⼈気を得ました。
 北斎の挿絵が⼈々を引きつけたわけは、緻密な描写や、⼤胆な構図などいくつかの理由が考えられますが、そのうちのひとつに感情表現の⾯⽩さがあるのではないでしょうか。ある物語の登場⼈物は悲しみに暮れて涙を流し、また別の物語では、⼤⾦を前に⼤喜びする⼈物も。こうした豊かな感情表現は、読者を物語の世界へ引き込み⼤いに魅了したことでしょう。
 本展覧会では、北斎の版本挿絵を中⼼に登場⼈物の感情表現に焦点を当てます。泣いたり驚いたり喜んだり、登場⼈物の様々な感情の表現をお楽しみください。

[みどころ]
1. 登場⼈物の表情や仕草
 ときにシリアスに、ときに滑稽に、北斎が描く⼈物はさまざまな感情を、表情や仕草で伝えてくれます。全体の構図や背景の表現も魅⼒的な読本挿絵の世界ですが、本展では、少し画⾯に寄って細かい⼈物の表現にもご注⽬ください。

2. 物語と楽しむ
 絵を⾒るだけでも楽しめる版本挿絵ではありますが、泣いたり笑ったりする⼈物を⾒ていると「⼀体何があったのか」と知りたくなるかもしれません。本展では、いくつかの物語の⼀節もご紹介します。ぜひ、物語と⼀緒に挿絵の世界をお楽しみください。

関連イベント

学芸員によるギャラリートーク
開催⽇:4⽉20⽇(⼟)、5⽉4⽇(⼟)、6⽉1⽇(⼟)
時間:14時〜
参加料:無料(要⼊館券)

平均:0.0 
レビューした人:0 人

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