開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
月曜日,火曜日,水曜日
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
Gallery OUT OF PLACE
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒630-8243 奈良県
奈良市今辻子町32-2 |
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最寄り駅 | 奈良 |
電話番号 | 0742-26-1001 |
Gallery OUT of PLACEでは、 2024年1 - 2月期の展覧会として、藤川奈苗による個展「See- Saw」(平面絵画)を開催します。
京都造形芸術大学を修了以降20年間関西を拠点に、藤川は常に自身の内面と対峙し、そこに立ち現れるイメージや色を古代の古墳壁画になぞらえ、
プリミティブな抽象表現を中心に発表してきました。
しかし今回、Gallery OUT of PLACEで発表する彼女の作品には大きな変化がもたらされています。
これまでであれば最終的には画面から消去されていた具象モチーフを最後まで主題に据え続け、
さらには画面の枠を超えてほとばしるアグレッシブな筆跡にも拍車がかかり、自由で大胆な半抽象半具象の独自の世界にたどり着いています。
それは、アンチ-ウロボロス的思考(註)に基づいた行為のようにも取れ、ここにきて藤川がさらに脱皮を繰り返し大きく飛躍する予感を私たちに想起させます。
Statement
日常の中で、心に響く色や線をもとに、画布の上に描いたり消したりを繰り返し、何度も色を重ねて制作してきた。
そうした中で毎回画面上に記号のようなかたち(モチーフ)が、意識的なのか無意識なのか現れては消え、消えては現れる。
それらは作品を完成させるための道しるべのようなものであり、中には最後は消されて痕跡しか残らないものもある。
今回、その自分の中にある馴染んだモチーフ、−子どもの頃遊んだ公園のジャングルジムのようなもの−を最後まで消すことなく描きたくなった。
みえたりみえなくなったり、シーソー(See-Saw)のように、過去の面影と未来での再会との間で揺れ動きながら、今を忘れない、私はそれを刻む。
文:藤川奈苗 2023年11月
レセプションパーティ
1月13日(土)18:00~19:30
作家が在廊します。ぜひご来場ください。入場無料