開催時間 |
12時00分 - 19時00分
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休み |
木曜休廊
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kictac/Gallery2/
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒600-8018 京都府
京都市下京区河原町四条下ル東側 寿ビル5F |
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最寄り駅 | 河原町 |
電話番号 | 075-341-1501 |
近年、伊藤存や手塚愛子のように、現代美術のなかで「糸で表現する」作家の活動が目立つ。
彼らはもともと絵画領域出身だが、宮田は染織技法を修めたあと、
現代美術のフィールドにチャレンジするという、逆のベクトルをとっている。
「擬態」といえば、「カモフラージュ」「保護色」を連想する。
爬虫類や魚類が息をひそめてまわりに溶け込む様子を、
既存の織や染め模様のある布に刺繍で表現する。
トカゲなどのうろこの凹凸や質感が刺繍の特性によって見事に浮かびあがる。
布の地模様と色、刺繍のモティーフと色合わせの「交響」を楽しみたい。
美術史・美術評論、京都造形芸術大学教員 林 洋子