開催時間 |
12時00分 - 20時00分
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休み |
会期中無休
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
03-5368-2631
info@pg-web.net |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒160-0022 東京都
新宿区新宿2-16-11-401 サンフタミビル4F |
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最寄り駅 | 新宿三丁目 |
電話番号 | 03-5368-2631 |
本展では、2011 年から 2020 年までに撮影された日本各地の山々や海岸線の未発表作を展示致します。 いずれもその地理的条件のもとで、長い年月を重ね変化を続けている場所です。 笹岡は東日本大震災後の取材のなかで「島原大変・肥後迷惑」という言葉を知り九州へ向かいました。 「島原大変」とは 1792 年に起きた雲仙普賢岳の火山性地震による山体崩壊を指し、その大量の土砂は有 明海へ流れ込み、大津波を起こしました。その被害は島原ばかりでなく、対岸の肥後・天草(熊本県)にも 及び、最大で 50m を超える津波の記録が残されているといいます。後の普賢岳は 1990 年から 5 年間続 いた噴火でも、多くの犠牲を伴う火砕流が発生し、その溶岩の噴出により成長した平成新山が現在、雲 仙岳の最高峰としてそびえています。
2011 年の東日本大震災以降、笹岡啓子は大きな災害から個々の復興へと向かう現在進行形の場所に、 撮ることで向き合ってきました。一方で、活動の最初期からのテーマである海岸線や火山など、地勢や地 表が刻むその土地の過去や経過にも関心を寄せてきました。「SHORELINE」は、時制を超えた「地続き の海」を現在の地形から辿り、連ねていく試みでもあるのです。
【展示内容/インクジェットプリント 15 点 撮影地/雲仙普賢岳・平成新山、霧島連山、桜島、茶臼岳ほか】