タシロサトミ展

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会 期
20190730日 -  20190810
開催時間
11時00分 - 17時00分
休み
8月5日(月)休廊
クリエイター在廊
入場料
無料
展覧会の撮影
作品の販売有無
展示のみ
子連れ
この情報のお問合せ
contact@satomitashiro.com タシロサトミ
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
武蔵野美術大学2号館1F gFAL
住所
〒187-8505 東京都
小平市小川町1-736 武蔵野美術大学鷹の台キャンパス2号館1F
最寄り駅
鷹の台
電話番号
042-342-6055

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

武蔵野美術大学通信教育課程主催。同課程の卒業生にスポットを当てるMAUCC ARTIST FILEシリーズのvol.1。
近年発表の大作を中心とした展覧会。

<作家コメント>
母校である武蔵野美術大学の鷹の台キャンパスにて、個展を開催します。この展覧会は、通信課程の卒業生にスポットをあてる個展シリーズの第1弾です。
私は2013年度に通信教育課程を卒業し、以来ずっと同じテーマで、抽象表現による平面作品の発表を続けています。私の興味は、自分と世界がどのように関わったのかにあります。ここで言う世界には、人と物があるのですが、最初に意識したのは物との関係でした。卒業後まず取り組んだのは「used」(古着、使い古した)シリーズです。愛用の日用品に刻まれた何とも言えない良い風情を作品にしたいと考えていました。どのように扱ったのかを記憶する革製バッグのヘタリ具合を表す輪郭線や、洗濯のたびに色あせて少し毛羽立つ衣服などの質感の変化に、魅力を感じていました。作品画面上の破線は補修の縫い目であり、変化の痕跡であり、馴染むことで消えていく境界線です。
同じタイトルで枚数を重ね50枚を超えたころには、古着というフィルターの先にあるものに向き合わざるを得なくなり、より核心に近い表現として「relationship」(関係性)と題するようになりました。どのような物語が展開されたのかの記録が「used」で、見ているのは「relationship」です。そしてそれは、物に限ったことではありません。目の前の人物とどのような関係性を結んだかによって、誰もが自らの役割を意識し、行動を規定するのではないでしょうか。自分の輪郭線を定義するのは、結局、他者との関係性であると考えます。私は自分と世界の境界線上でおきた様々な出来事について思いを巡らせ、両者のせめぎ合いを作品にします。
今回の展覧会では卒業後に制作した100号程度の大作と、新作120号ほか数点が並びます。ぜひご高覧ください。

主催・協賛・後援

武蔵野美術大学通信教育課程主催

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